レストアの際に思いっきりカスタムされた1962年製のビュイックがオークションに登場。
2002年にカスタムされたもので、それまでこのビュイックは完全にノーマルであった、とのこと。
その後は2003年の「ストリートマシン・オブ・ザ・イヤー」賞獲得を目指してとことんカスタムされたという経緯を持っています。
「普通に運転できる」こともカスタム時のコンセプトであったためにエンジンは(キャブレターから)燃料インジェクション方式へと置き換えられ555馬力を発生。
トランスミッションも6速マニュアルとなり、サスペンションはコイル式(元はリーフ式?)、ブレーキもディスクに、ホイールも17インチと一気に近代化。
内装はレトロな雰囲気を残したままマスタムされ、オールレザーへと貼り替えられる一方で、高出力に耐えられるようロールケージ(これもレザー巻)が装備され、各部にビレットパーツを装備。
パワーウインドウを装着せずに手動のままとしたのが良いですね。
内装のカラーも外装と同じくトーンの異なるグリーンとオレンジのストライプを採用しています。
シフトレバー周辺もシンプルに。
コンテストにおいてはベスト5にまで残ったものの優勝は逃し、しかし「カスタムロッダー」他雑誌の表紙を飾った他、「グランツーリスモ4」にも収録された過去があるそうです。
販売価格は1800万円と高価ですが、これまでにかかった手間やコスト、経歴、将来的な価値を考慮すると「割安」と言えるかも知れません。