最近あまり話題の出なかったテスラ・モデル3ですが、プリプロダクションモデルと見られる車両が走行する姿が動画にて補足。
これを見る限りではコンセプトカーとして登場した際のルックス「ほぼそのまんま」とも言えるデザインを保っているようですね。
実際の生産は6月からとアナウンスされており、プリプロダクションモデルは2月20日から生産されているので、撮影場所がテスラのオフィス付近ということを考えても、これが最終プロトタイプと考えて良いかもしれません。
モデル3の生産能力については各方面が様々な予測を行っていますが、現時点の予約をすべて生産するには2年ほどかかるとみられ、大変な人気を誇る車と言えますね。
なお生産車の最終スペックについては不明であるものの、これまでは航続可能距離346キロ、、0-100キロ加速6秒以下、劇的に加速を向上させるラディキュラスモードや、テスラの十八番であるオートパイロットも用意され、充電用のソーラーパネル(ルーフ上)がオプションにて計画されている、と報道されています。
価格は400万円以下となっており、かなり競争力のあるEVとして市場を大きく席巻するのは間違いなさそうです(消費者よりも自動車メーカーに対するインパクトのほうが大きいかもしれない)。
テスラCEO、イーロン・マスク氏語るところによると、「モデル3」最初の生産モデルは従業員に「ファウンダース・シリーズ」として分配される、とのこと。
「ファウンダース(Founders)」は「創立者」つまりイーロン・マスク氏を指すと思われますが、従業員ならではの特典と言えそうです。
現在のところモデル3の発売時期は不明ですが、イーロン・マスク氏は6月から生産を開始するとしており、生産開始後は1週間に1000台のペースで生産が可能、と発言。
さらに生産の効率化によって8月には週に4000台、9月には週5000台の生産ペースにまで引き上げる計画を持っていて、今年の後半だけで11万台のモデル3を生産する、としています。
モデル3は40万台の予約を集めたことで話題となりましたが、現在どの程度予約が残っているかは不明(キャンセルやテスラの他モデルへ流れたものも多いと思われる)。
仮に30万台残っていたとしても、このままのペースでは予約分を消化するのに2018年中かかっても対応できない可能性があり、改めてその人気の凄まじさを実感させられます。
テスラが「モデル3」の内装について新しい画像を公開。
現在のところモデル3の正確な生産スケジュールなどは不明ですが、時々情報をアップデートしないと予約した人が不安に思うと考えるのか(その通りですが)、イーロン・マスクは定期的に情報を更新しているようですね。
この画像によるとモデル3は従来のアナログ式のメーターや物理スイッチを持たない操作系となっており、これは新しさの演出とコストダウンとを両立できる画期的な方法とも考えられます。
なお、ぼくが思うのは「ステアリングホイールをもっと未来的にできないか」ということで、ステアリングホイールそのもの、そしてウインカーレバーなどがもっと未来的かつ画期的(童夢ゼロみたいな)なものであればもっといいのに、と考えます。
なおモデル3については様々な意見が飛び交い、一部では「予定通り発売できない」「生産能力が低く予約台数を生産するのに2年かかる」等言われていますね。
テスラCEO、イーロン・マスク氏がメディアに語ったところによると、テスラ・モデル3の初年度生産分は完売、とのこと。
生産開始の時期は明らかになっていませんが、おそらくは2017年中頃から生産を始めると言われ、最初のデリバリーは翌年の中頃、と言われます(つまり納車は2018年後半から)。
モデル3は今年5月に予約を開始し、数週間で40万台という途方もない台数の予約を記録したことでも驚かされましたが、その後のキャンセルも多く、そして逆にモデルSに流れた顧客も多数いることも報じられています。
よって現在どれくらいの予約が残っているのか、はたまたテスラの「初年度」生産能力がどれくらいなのかは不明。
なおテスラ・モデル3は「35000ドル」というEVにしては衝撃的な価格が大きな特徴であり、にもかかわらず航続可能距離は346キロという長さを持つ「お得」さが受けていますが、サプライヤーからの供給が予定通りに行かない等の問題も指摘され、まだまだ生産すら危ぶまれる状況でもありますね。
キャンセルも出ているテスラ・モデル3の予約ですが、キャンセルをなるべく発生させないよう、テスラは予約者に対して常に情報提供を行っている模様。
今回消費者に通知された情報としては「モデル3は2017年末までに発売」という内容ですが、あと1年半もあり40万人の人がこれを待てるのか、というところはありますよね。
かつ予約の40万台を一気に製造できるわけではなく、その台数を作るには1年以上を要すると考えられ、その間に登場するライバル(といってもシボレー・ボルトくらいですが。もしかするとアップルカー)に対して優位と魅力を保ち続けるのは容易では無いかもしれません。
もちろんそれを一番理解しているのはテスラだと思われ、だからこそマメにステータスを更新し続けていると思われ、さらにはあの手この手で対策を打つでしょうし、値引きやグレードアップもありうる、と考えています。