ベントレー・コンチネンタルGTとベンテイガとの加速を比較した、ベントレー同士の同門対決動画。
コンチネンタルGTは4リッターV8ターボエンジンを搭載し、507馬力を発生。
対するベンテイガはW12エンジンから608馬力を発生するスーパーSUVとなっています。
加速と最高速だと、コンチネンタルGTは0-100キロ加速4.8秒、最高時速303キロ。
ベンテイガは0-100キロ加速4.1秒と301キロ、という数値ですね。
なおコンチネンタルGTはスポーツクーペ、ベンテイガはSUVとなりますが、コンチネンタルGTは設計が旧いせいもあり、なんと重量2370キロ。
一方でベンテイガは大きなエンジン、あの巨体にもかかわらず2440キロと「意外に」軽量。
その両者が直線にて一気に加速を行い、動画ではその速度を一度に確認できるよう、両方のメーターを同画面に収めています。
これを見ると速度域によって多少の逆転はあるものの全般的にベンテイガのほうが速く、改めてそのパフォーマンスには驚かされますね(現時点でも時速300キロ以上で走行できる唯一のSUV)。
ベントレー・ベンテイガがフル加速する様子を収めた動画が公開に。
外から、そして中からの様子が記録されていますが、その速さには改めて驚かされます。
ベンテイガは2695万円というSUVとしては驚きの高価格、そして最高時速301キロという性能が常識外れとも言えますが、6リッターW12気筒ツインターボ(608馬力)というエンジンもSUVとしては非常に珍しいですね。
それまではBMW X6 Mやポルシェ・カイエンが最速の部類でしたが、それをあっさりとひっくり返してしまったことになり、しかしそれまでベントレーは「最速争い」に参加していたわけではなかったので余計にインパクトが大きかった、と言えます。
なお2018年にはベントレー・ベンテイガとプラットフォームを共有しながらも加速・最高速ともにベンテイガを凌駕する「ランボルギーニ・ウルス」の登場、そしてこれまた「世界最速」を標榜する新型ポルシェ・カイエンの発売も控えており(アルファロメオ・ステルビオも侮れない)、SUVにおけるハイパフォーマンス化、スタンダードの引き上げが予想されることに。
当然ですが価格もぐっと上がることになり、これまでは「2000万円までだった」高級/ハイパフォーマンスSUVの壁をベンテイガが崩したことによって、一気に「2000万円台後半」へと価格帯が移行しそうですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Xa5Tn9fkn0E