ポルシェ911GT3を1000馬力にまでチューンした車両が販売中。
なぜか販売しているのはマクラーレンのディーラー、McLaren Scottsdaleですが、マクラーレン購入の下取りとして入ってきたのかもしれません。
詳細は不明ではあるものの改造に8000万円ほどを要したとされており、しかし販売価格は3300万円ほどとお得な値付け。
ボディパーツはどこ製なのか不明ですが、もしかするとワンオフなのかもしれません。
フロントは同世代のポルシェ911GT2っぽいイメージで、しかし完全に新しい形状を持っており、バンパーサイドにはカナードつき。
フロントフェンダーにはタイヤハウスのエアを抜くためのダクトが装備され、フロントフードには給油口が設置されています。
ホイールはセンターロック。
ただしこの年式のポルシェにはセンターロックは使用されておらず、他車種もしくはレーシングカーからの流用と思われます。
リアウイングは超巨大で車体の全長が大きく伸びることに。
なおリアフェンダーの後ろ部分がそのまま延長され、これ自体もダウンフォースを発生するように考えられているようですね。
テールパイプはマフラー内にインテグレートされ、このあたりゲンバラっぽい雰囲気も。
異様なのはルーフ部のシュノーケルですが、これはツインターボ化されたエンジンにエアを導くのに「必要」なのかもしれません。
エンジンカバーには「SPORTEC」のロゴ。
補機類も交換されているようで、ステンレス製のメッシュホースも見えますね。
内装も大きく変更され、センターコンソールや各パネルはカーボン製、メーターもレース用に。
シフトレバーもニョッキリと太く長いものが生えていますが、これもレース用のシーケンシャルトランスミッションなのかもしれません。
一方でスピーカーは装着される、という謎仕様(一応ヘッドユニットは残っている)。
様々なスイッチ類が並ぶセンターコンソール。
VIA:CARSCOOPS