ガレージ・イタリア・カスタムズが新作を発表。
フィアット500をベースとしたものですが、「フィアット500カーマスートラ」と名付けられています。
「カーマ・スートラ」は古代インドにて成立したと言われる性の経典で、88種の体位のリストやスパンキングなどセックスに関することはなんでもアリの論書。
このフィアットの場合、スペルは「Kar_masutra」で、インドの論書は「Kama Sutra」であるためちょっとスペルは異なりますが、モチーフがカーマ・スートラであることには変わりは無く、おそらく発音的に「car」と「kar」をかけたネーミングだろう、と考えられます。
ちなみに内外装は2パターンあり、ひとつは上の画像のとおりインドっぽい、まさにカーマ・スートラがモチーフのもの。
さすがにこれに乗るのは勇気が要求されそうです。
内装はこんな感じで、シフトレバーは「大人のおもちゃ」をイメージしたと思われます。
リアウインドウには「アダルト・オンリー」。
もう一つのパターンは日本の「春画」をイメージしたもの。
なお、過去には浮世絵をモチーフとしたラッピングを行ったことがあり、日本的な絵柄が好きなのかもしれませんね。
こちらの内装はもっとヤバく、シートはおそらく色や形状からして男性器をモチーフとしたと思われます(ダッシュパネルには春画っぽいものがある)。
正直座るのがためらわれるようなシートですが、さすがガレージ・イタリア・カスタムズというか、他では絶対にやらないようなカスタムですね。
ガレージ・イタリア・カスタムズはフィアット御曹司のラポ・エルカーンが始めたカスタムショップで、彼はファッションブランド「イタリア・インディペンデント」を所有し、フェラーリの役員を務めることでも有名。
狂言誘拐で逮捕された経験もありますね。
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