ポルシェのレースカーにおいて「もっとも有名」とも言われる917。
今回レーシングチーム「カネパ」がその917のエンジン(フラット12)を分解して清掃し、再度組み上げる様子を3分にまとめた動画として公開。
キャブレターやファンなどは向こう側が透けて見えそうなほど薄いグラスファイバーでできており、ポルシェが徹底した軽量化を考えたこともわかりますね。
ポルシェ917は1969年の発表で、当初は水平対向12気筒、4,494ccからスタートしていますが、最終的には4,998ccにまで排気量を拡大し、1969年から1973年までを戦っています。
シャシーそのものはアルミ製のスペースフレームでできており、重量はわずか47キロ。
足回りにチタン、ボディにはグラスファイバー(FRP)を使用することで軽量化を追求し、車体重量は800キロに収まったと言われます。
バリエーションは非常に多く、オープンコクピットからクローズド、テールもショートからロングまで存在。
中には「ピンクピッグ」のように根本的にシルエットが異なる車両もありますね。
種類としては917LH(ロングテール、ドイツ語でLangheck) 、917K(ドイツ語で短い=Kurz)、917/20(ワイドボディ採用の通称”ピンクピッグ)”、917PA(スパイダー)、917/10K(ターボ=Kompressor)、917/30K、917/16が有名。
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ポルシェ930のエンジンをバラして整備する動画。
アップロード主、Speed Academyはポルシェはじめ数々のエンジンや車を分解整備する動画をアップしており、けっこう参考になります。