「フェラーリ由来のエンジン」「サルーンにおいてはニュルブルクリンク最速」との触れ込みで華々しくデビューしたアルファロメオ・ジュリアですが、いざ蓋を開けてみるとそのセールスは鈍く、アウディA4やBMW3シリーズ、メルセデス・ベンツCクラスに遠く及ばない状態、とのこと。
しかしながらアルファロメオはこれについて「開き直って」いるようで、アルファロメオの重役によると「我々はそもそも月に4000台も売ろうとは考えておらず、この結果は予想されたこと」としています。
なおアメリカに限るとジュリアは2017年において2,482台しか売れておらず、相当な苦戦を強いられているようですね。
ジュリアは発売自体が遅れに遅れ、「クラッシュテスト不通過」のウワサが流れたり、発売後にも「パワーが低い」等様々な指摘を受け、あまり「いい話」が無いのが実情。
加えてアルファロメオ、そして親会社のFCAの車は軒並み評価レポート、品質ランキングでもスコアが低く、実際の販売も振るわない、という状況。
正直なところFCAは革新的な技術を持っておらず、ハイブリッドにしてもEVにしても安全支援デバイスにしてもエンジンにしてもトランスミッションにしてもライティングにしても「これ」といったものはなく、加えてスバルの「シンメトリー4WD」といったような、レイアウトに関しても特徴的なものがなく、加えてシボレー「コルベット」やフォード「マスタング」のような看板モデルも思い付かず、正直「グループとしてはヤバいんじゃないか」というのは感じています。
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