【動画】ヘネシー・ヴェノムF5が高速走行テストを実施！数ヶ月内は最高速チャレンジを行うとコミットし、時速500キロの突破を狙う

｜　現在の「世界最高速」はブガッティ・シロンの490km/h　｜

ヘネシーとブガッティとは「犬猿の仲」でもある

さて、フォードやダッジのチューナーであると同時に、自社の名を冠したスーパーカーをリリースしているヘネシー・パフォーマンス。

かつてはヴェノムGTスパイダーにてブガッティ・ヴェイロン・グランスポーツ・ヴィテッセの持っていた「世界最速のオープンモデル」という記録を塗り替えたこともある実力派でもあり、その最新モデルが今回ティーザー画像に登場する「ヴェノムF5」ですが、搭載されるエンジンは6.6リッターツインターボ、出力はなんと1817馬力というモンスター。

現在目指しているのは時速300マイルすなわち483km/hを超えではあるものの、彼らの目標はそこにとどまらず、最終的には311マイル（500km/h）突破を目指している、とも報じられます。

すでに250マイルを軽く突破

そして今回の動画では、ヴェノムF5が滑走路を使用して高速テストを行う様子が収められており、轟音をたてて走り去る姿を確認可能。

現時点で最高速がどれほどのものかはわかりませんが、ヘネシーは今回のテストについて250mph（402km/h）を超える高速テストだと紹介しており、問題なく走っている様子を見るに、それ以上の速度も簡単に出すことができそうです。

なお、ヘネシーは「今後数ヶ月内に、フロリダにあるNASAの滑走路を使用し最高速にチャレンジする」ともコメントしていて、このヴェノムF5がどれほどの速さを生み出すのか、今から楽しみでならない、といったところですね。

現在の最高速上位はこんな感じ

参考までに、現在の「最高速」上位はこういった顔ぶれとなっていて、トップのシロン・スーパースポーツは「ギネス」ではなくTUVによる認証、かつ片道での走行記録となっています（7位のシロンはVWの施設内にて、トップギアによる計測）。

そこから下は（多くが）ギネス記録ですが、ギネス認定の記録は「同じ道を往復走り、その平均値を算出した数字」によってなされます。

このほか、公式速度未計測ではあるものの、その速度を出せると主張しているクルマだと、リマック・ネヴェーラ（415km/h）、Czinger 21C（432km/h）、ケーニグセグ・ジェスコ・アブソリュート（531km/h）、デヴェル・シックスティーン（550km/h）、ブガッティ・ボリード（484km/h）といったものも。

ヘネシーがヴェノムF5の高速テスト風景を公開する動画はこちら

合わせて読みたい、ヘネシー関連投稿

参照：Hennessey Performance