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戦闘機モチーフのフォード・マスタング(ワンオフモデル)が競売に。3200万円で落札

2016/08/10

| マスタングと戦闘機とのコラボは多い |

毎年アメリカ・ウイスコンシン州で開催される航空機協会の開催するイベント(9年目)でのオークションにて、フォードがワンオフで作成した'Ole Yellow' シェルビーGT350マスタングが3200万円で落札(収益金は教育プログラムに役立てられる)。

これは当時最速と言われた戦闘機、P-51Dマスタングにインスピレーションを得たもので、イベントの性格にマッチしたカスタムとも言えます。

ホイールはフォージアート、そして専用バッジ、グリーンのネオン、巨大なリアウイング、カスタムペイント、航空機のメーター風の計器類、レカロシートなど特別装備多数。
エンジンは他のシェルビーGT350と同じ5.2リッターV8で526馬力を発生します。

このイベントにおいては、過去には2008年のマスタングAV8Rが5300万円で落札されるなど高額落札が相次ぎますが、とにかくアメリカ人がマスタング好きなのはよくわかった、という感じですね。
こちらがモトとなった戦闘機、P-51Dマスタング。

なお、こちらが過去最高落札金額を誇るマスタングAV8R。
やはりP-51マスタングにインスパイアされており、フォードのレーシングチームが作成した、とのこと。
グラスルーフ、サテンシルバーのペイント、ブラックとレッドのアクセントなどが用いられていますが、こちらのほうがストイックな雰囲気がありますね。

内装においてはボンバージャケットモチーフのレザー、航空機をイメージしたビレットパーツの使用など、やはりスパルタンな一面があるようです。

関連投稿:改造費1億5000万円、ワンオフのマスタング「オブシディアン」が競売に

ワンオフで製作されたフォード・マスタング・オブシディアンSG-Oneがオークションに登場予定。
これは個人の依頼で製造されたもので改造費はなんと1億5000万円。

クラシカルなルックスですが、エンジンルーム内のインタークーラーの逃げのためボンネットが異常に盛り上がっており、迫力のあるルックスに。
エンジンそのものは6.4リッターのスモールブロックV8で840馬力を発生。

シャシーはチューブラーボックスフレームで補強され、4ポイントロールケージも装着。
ブレーキシステムはブレンボで14インチサイズのローター、4ピストンのキャリパーを装備します。
リヤサスペンションは3リンクに変更されているとのことなので、これはもう単なるチューニングカーというよりは、一から作ったレーシングカーのようなものですね。

内装には多数のビレットパーツが仕様されてカスタムカーっぽい雰囲気満載。
外装においてもブレットパーツが多用されています。

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