ただしコルベッットZ06ベースで製作されたのはたった6台
なんとC5世代のシボレー・コルベット(2001)を初代”C1”コルベット風にカスタムした車両がオークションに登場する、とのこと。
これは「1953Commemorative Edition by AAT」と題されたもので、見ての通り文句のつけようがない仕上がりに。
基本構造はコルベットを踏襲、安心のレトロカスタム
ベースは2001年モデルのコルベットZ06で、カスタムを行ったのは「アドバンスト・オートモーティブ・テクノロジーズ/Advanced Automotive Technologies=AAT」。
Z06含むコルベット全グレードを対象にカスタムを行い、製作したのはトータルで200台程度だとされ(200台もこのクルマを作ったというのは驚き)。しかしハイパフォーマンスグレード「Z06」をベースに製作された車両は6台しか存在しない、とのこと。
レッドに彩られたボディはファイバーグラス製で、初代コルベットをモチーフにしたデザインを持つものの、各部はC5世代のコルベットのサイズに合わせて調整済み。
しかしこれが逆に優雅な印象を醸し出すこととなっているようにも思います。
なお、これらボディパネルは純正のボディパネルと同じ場所で固定するように設計され、一部をカットする必要があるほかは「最小限の手間でこの仕様にコンバートが可能」。
加えて構造的な変更、ドライブトレーンの変更は加えておらず、つまり安心してもとのコルベットが持つ性能や信頼性を維持できるということになりますね(ただしアンジンルーム内やエキゾーストシステムはカスタムされているように見える)。
コルベットは色々な意味でカスタムベースとして大人気
なお、シボレー・コルベットはそのメジャーさ、構造のシンプルさ、そしてタフさや性能の高さからカスタムベースとして昔から大人気。
今回のコルベットとは逆に、C1世代の初代コルベットに最新の足回りなどを入れてしまったカスタムも存在します。
そしてなぜかコルベットとアウディTTとをかけあわせ、しかもクラシックカー風にカスタムした車両も。
その価格1億6000万円、コルベットベースのカスタムカー、「イードン・グリーン・ゼクラット」。
バットモービルのデザイナーがコルベットをカスタムするとこんな感じ。
そしてなんと本家よりも先にコルベットをミドシップ化したビルダーも。
VIA:MECUM AUCTION