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コルベットをベースにした「史上最速」のEV登場。ただしお値段7700万円

2016/10/22

コルベットC7をベースとしたEV、Genovation GXEが発売となり予約受付中。
公道走行可能なEVとしては世界最速を標榜し、最高時速は331キロ。
これはシボレーからではなくGenovationから登場するもので、660馬力を誇るモーターを搭載し航続可能距離209キロを達成しています。

209キロというとちょっと短めですが、重量配分50:50を実現するなど「ドライビングプレジャー」を重視しており、「実用的でエコな」他のEVとはちょっと路線が異なるようですね。

なお生産は限定となり75台のみが販売され、価格は7700万円、予約金は2600万円で生産は2019年から(製造には1年必要)。
なお基本的にはオーダーメードとなり、そのデザインや細かい仕様は自由に変更可能だそうです。

そのうちEVでサーキット走行をする時代が来るとは思いますが、その場合は「航続可能距離」が重要となり、サーキットの行き帰りだけでバッテリーを消耗するようでは思う存分スポーツ走行を楽しめませんし、そもそもスポーツ走行だと著しくバッテリーを消耗するのも一つの課題。
よって、サーキットでも「急速充電器」を備えるところも出てくるのかもしれません。

関連投稿:シボレーが「E-Ray」を商標登録。次世代コルベットにはEVもラインアップか

シボレーが「Corvette E-Ray」を商標登録。
もちろん「E」はエレクトリックと思われ、これは次世代コルベットにおいてEVもしくはハイブリッドバージョンが存在するということを想像させます。

なおシボレーはすでに「Corvette manta Ray」も登録しており、ミドシップになるとされる次世代コルベットは大きく性格を変えてきそうではありますね。

次世代コルベットは2016年末には発表されるとされますが、今のところどうなるのかは不明のまま。
ミドシップになった上にハイブリッドが登場したり4WDになったり、ダウンサイジングターボを積んだりといった可能性も否定できませんが、現在北米では販売が非常に好調で、これを世界中に拡大したいと考えるシボレーにとっては大きな転機と言えそうです。

そして世界中で受け入れられるにはやはり欧州のトレンド、中国の「4L税制」を無視することもできず、やはり「ミドシップ、ダウンサイジングターボ、プラグインハイブリッド、4WD」が”妥当”なところではないか、と考えたりします。

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