1960年製のコルベット(C1)をちょっとだけ現代風にカスタムしたレストア車両が中古市場に登場。
見るからに美しい仕上がりで、エンジンは6.2リッターのLS3(V8、430馬力)に換装済みとなっています。
トランスミッションも6速に交換され、前後サスペンションはC4世代のコルベットから流用しており、パワー増加に合わせてブレーキも4輪ディスク化。
反面外装や内装など目に見える部分はオリジナルのデザインを残す部分が多く、とくにインテリアは随分クラシカル。
しかしながらUSB/ブルートゥースによるスマホ接続など現代風装備も与えられ、全体的に「見た目クラシカル、実用性は現代風」という理想的な仕上がりに。
トランク内張りも完全張替え。
内装のカーペットとカラーがマッチしています。
ドアのヒンジ、キャッチなどはクロームに。
かなり手が込んだカスタムと言えますね。
エンジンのヘッドカバーもボディカラー同色。
エアクリーナーはむき出しとなっており、パイプもアルミ製(ポリッシュ加工)。
クラシックなメーター。
それぞれの盤面にフラッグがありますね。
価格は1900万円ほどとなっていますが、これほどの手のかけよう、そして美しい仕上がり、実用性を考えると「納得できる」価格なのかもしれません。
クラシックカーにおいては「オリジナルのまま派」と「レストアするなら同時にカスタム派」に大別できそうで、前者はコレクションや転売目的、後者は自分で楽しむ/乗ることを目的としていると考えられるものの、おそらく両者が相容れることはないんだろうな、と思います。
VIA:CARSCOOPS