フォード・マスタングの内装に実際にマスタング(北米の野生馬)の皮を使用したカスタムカーが登場。
製作したのは内装専門のチューナーであるVilnerですが、その中国支社にて注文を受けた、とのこと(つまり注文したのは中国人と思われる)。
外観はこんな感じで、意外と「普通」。
ただし内装はマスタングのレザー(表革、ハラコ)。
かなり繊細な加飾つき。
Vilerのプレート。
なんとなくアメリカンな感じですね。
ルーフにはコブラ(?)の図柄。
アメリカの車は他の国の車とは明らかに異なる個性を持ち、そのためにカスタムにおいても「アメリカン」になる傾向があるようで、過去にイタルデザイン(ジウジアーロ)がカスタムしたマスタングもポニー風の内装を持っていましたね。
こんなコンセプトカーもあった。マスタング×ジウジアーロ(2009)
現在中国ではアメリカンマッスルカーを目にする機会は非常に少なく、実際の路上を走る車はフォードやビュイックのコンパクトカーやセダン、キャデラックやリンカーンのSUVがメイン。
スポーツカー自体あまり好まれていないようですが、もし中国で「アメリカンマッスルブーム」が起きればアメリカの自動車メーカーが一気に潤うかも、と考えたりします。
その意味ではもっと中国人の好きな「トランスフォーマー」にアメリカンマッスルをバンバン出して(もちろん自動車メーカーが出資して)ストーリーも中国向けにすればいいかもしれません(中国の人気女優がアメリカンマッスルを乗り回し、主役級の活躍をして地球を救う)。
VIA:CARSCOOPS
Vilnerが20周年を迎えるに当たり、シェルビー・マスタングGT500スーパースネークのカスタム内装を披露。
いつもに増して激しくカスタムされていますが、シートの切り返しが「コブラっぽく」なっているのがナイス。
Vilnerはもとの素材やカッティングにとらわれず、車ごとにコンセプトを決めてカスタムしてゆくのが特徴ですが、このマスタングについてもセンターパネル、ドアノブ、シフトノブ以外はすべてカスタムされている、とのこと。
その結果シートだけではなくカーボンパネルやシートベルトまでカスタムされ、果てはバッグまでも専用に誂えています。
なお内装の張替えにあたってはデッドニングを施したり、必要に応じてパッドを分厚くしたりとまさに「カスタムメイド」。
関連投稿:カーレックスが「アメリカン」な内外装のカスタム・マスタングを公開
先日はマスタング(実際の馬)の革を内装カスタムに使用したマスタングを公開したカーレックス。
今回も同じくフォード・マスタングですが、野生馬バージョンとはイメージの異なる内装となっています。
使用されるカラーはレッドとホワイトで、もともとの内装カラーだと思われるブラックも効果的に使用されていますね。
なおレッドはいわゆる「カンカン・レッド」のような明るいトーン、そしてちょっと落ち着いたトーンとの二色が使い分けられています。
ドア下部にある丸い四つの黒い物体は何なのか不明ですが、もしかすると「ウーファー」かもしれませんね。
リアシートもしっかりカスタム。
ヘッドレストにはアメリカ国旗のカラーでマスタングの刺繍。
フロントシートにもマスタング。
フロントフェンダーにもマスタング。
今回のマスタングに関してはチューナー「Roush」とのコラボによるもので、エンジンは「フェーズ2チューニングキット」を組み込むことにより722馬力まで出力向上している、とのこと。
外観も内装に負けず劣らず「アメリカン」ですね。
またしても内装スペシャリスト、カーレックスがマスタングGTコンバーチブルのカスタムを披露(意外と多くカーレックスはマスタングのカスタムを手がけている)。
マスタングは非常にコストパフォーマンスの高い車で、フォードいわく「二年連続で、世界で最も売れたスポーツカー」の座に輝いていますが、コストの関係でやや内装がチープなのが残念なところ(マスタングに限ったことではなくアメ車全般)。
そのマスタングの弱点をカバーすべく、今回カーレックスがインテリアに手を加えており、その効果たるや絶大で、どこからどう見ても「高級車」と言える仕上がりに(オープンカーだけになおさら満足度は高そう)。
シート座面はヘキサゴンのようなパターンが用いられ、マスタング(野生馬)のマークも刺繍で再現。
センターコンソール、ダッシュボード下、ドア内張りもレザー張りに。
スイッチ類のカバー、ダッシュボードはカーボンファイバーを使用。
カーボンはクリアコート仕上げですが、かなりクリア層を厚く塗っており、高級感の感じられる仕上がりですね。