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テスラの累計生産100万台間近。モデル3単体でも数週間内には日産リーフを抜いて「史上もっとも売れたEV」となり、株価も半年で倍以上の最高値へ

2020/01/05

| やはりテスラの動きは誰も予測できない |

テスラが2019年には30万台以上のモデル3を販売し、2008年のEV販売開始以降、モデルSとモデルX含めて90万台以上を販売したことが明らかに。
なお、モデル3については2017年に1,764台、2018年には146,055台、そして2019年には300,815台を販売しており、「生産が思うようにゆかなかった」のは過去の話だと言えそうです(日本のテスラ公式サイトを見ても、モデル3の納期は2ヶ月以下となっている)。

加えてテスラは中国・上海においても2019年1月に工場(ギガファクトリー)の建設を開始した後、予定通り2019後半には中国向けモデル3の生産を開始し、すでに納車もはじめたところ。
つまりアメリカ工場での教訓を中国ではちゃんと生かしたということになりますが、いまのところテスラには「死角なし」といったところなのかもしれません。

テスラが上海で「ギガファクトリー3」の建設に着手。2019年後半よりモデル3、2020年よりモデルYの生産を開始予定

ちなみに中国・上海近郊はGM等で働いていた「習熟した」工員が多いとされ、そういった人々を雇ったこともテスラの中国工場がスムーズに稼働した理由の一つだとされ、実際に生産されたテスラ・モデル3は「アメリカで生産されらものよりも品質がいい」とも。

【動画】中国でのテスラ・モデル3の生産が開始される。米国製と中国製モデル3を比較したレビュワー「なんてこった。中華テスラのほうが品質がいいぞ・・・」

テスラは「世界で最も売れたEV」に

そしてEVとしてはかなり早い段階から展開しているのが日産リーフ。
こちらは2010年の販売開始以降46万台程度を売ったとされますが、これはテスラの「半分以下」。
モデル3との比較だと「かろうじて」優位性を保っているものの、おそらく数ヶ月内には逆転されることになりそうです。

いったいなぜテスラがそこまで売れたのか、そしてなぜリーフがテスラほど売れないのかは「業界人がそろって首をひねる」ところだと思われ、しかしテスラの勢いはもはや誰にも止めることができないのかもしれません。

テスラの株価は過去最高に

そしてその勢いをあらわしているのがテスラの株価。
現在440ドル近辺で「過去最高値」ですが、5月に180ドルくらいだったことを考えると「半年で倍以上」。
なお、株価が急激に上昇したのはサイバートラック発表以降であり、株価については「もうすべての好材料が出たから上がらないだろう(ここから追いかけるのは厳しい)」という予測、しかし「まだまだ上がる可能性は高く、今買わないと乗り遅れるんじゃないか」という気持ちが半々。

tesla

ここまでの上昇については正直まったく予想しておらず、すでに出遅れた感満載ですが、ここからでもちょっと追いかけてみようと考えています。

VIA:InsideEVs, Bloomberg

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