| ポルシェには「タイカン」でのリベンジを期待するよりほかにない |
Carwowが992世代のポルシェ911カレラSと、テスラ・モデル3パフォーマンスとのドラッグレースを収めた動画を公開。
この内容はいささかショッキングで、結論から言うと、テスラ・モデル3パフォーマンスは最新世代のポルシェ911ですら打ち負かす結果となり、その無敵ぶりをここでも発揮することに。
なお、テスラ・モデル3はこれまでにも様々なメディアのテストによって恐るべきパフォーマンスを発揮することが証明されていて、サーキット走行においてもとんでもない速さを誇ることがレポートされています(そういえば、モデルSのニュルブルクリンク挑戦の話題を最近聞かなくなった)。
両者のスペックはこうなっている
そしてここで両者のスペックを見てみたいと思いますが、テスラ・モデル3パフォーマンスは以下の通り。
パワートレーン:エレクトリックモーター(×2) トランスミッション:なし 出力:480馬力 トルク:660Nm 駆動方式:4WD 車体重量:1847kg 0−100km/h加速:3.4秒 価格:7,173,000円 |
対するポルシェ911カレラSはこちら。
パワートレーン:3リッター水平対向6気筒ターボ トランスミッション:8速PDK 出力:450馬力 トルク:530Nm 駆動方式:RWD 車体重量:1590kg 0−100km/h加速:3.5秒(スポーツクロノ装着時) 価格:16,968,519円 |
ゼロヨンの結果はこうなった
そして早速ゼロヨンの結果ですが、テスラ・モデル3パフォーマンスは11.8秒という結果に。
ポルシェ911カレラSは12.1秒。
動画では数本のゼロヨンを走らせているものの、結果的にはやはりモデル3パフォーマンスの勝利に終わっていて、「わかってはいたが、こんなに速いのか・・・」という印象です。
エレクトリックカーはモーターの「瞬時に最大トルクが立ち上がる(ガソリンエンジンは回転数が上がらないとパワーもトルクも出ない)」という特性を活かしてダッシュに優れる傾向にありますが、テスラのクルマはそのトルクを確実にトラクションへと結びつけているという印象があり、それはスラロームやサーキット走行の様子を見ても明らか。
そしてテスラ・モデル3は単にパワーが出ているだけではなく「クルマとしての基本性能がとにかく優れている」としかいいようがなく、何をやっても驚かされるクルマでもありますね。
ポルシェもようやくタイカンにてピュアエレクトリックカー市場に参入したところですが、納車が実際にはじまれば「タイカンとテスラとの直接対決」が動画にて多数公開されることになると思われ、その結果も楽しみなところです。
VIA: CarWow - Youtube