「持っているテスラ株が10億円に達したので、会社を辞めることにした」30代男性が話題に

｜　より早い段階で、より多くの資金を投じた人ほどリターンが大きい　｜

さて、とにかく株価が上がっているテスラ。

まだまだ行くだろうという思い、いやそろそろ危ないんじゃないかという思いが複雑に交錯する状況ではありますが、ぼくは「まだまだ上がる」と自分に言い聞かせています。

その理由としてはこれまでにも述べてきているのでここで詳しくは語りませんが、大きなものとしては「現在、全世界で投資のための資金が大量にダブついており、投資先がテスラ、仮想通貨、金くらいしかない」ということ。

よって、現在の「テスラバブル」はまだまだ資金流入によって膨らむだろうと考えています。

全世界で「テスラネア」誕生中

そこで今回紹介したいのが、中央日報が報じた、「テスラ株でひと儲けし、早期リタイヤすることになったエンジニア」の話。

これによると、アマゾンにてソフトウエアエンジニアとして働くジェイソン・デボルトさんが1月8日に自身のポートフォリオ（といってもテスラ株のみ）を公開し、その総額が1194万4889ドル（12億4000万円・・・）に達したことを公表。

そのため同氏は39歳にて仕事をやめてリタイアし、余生を楽しく過ごすことに決めたと自身のツイッターに投稿しています。

なお、同日には多くのテスラネア（テスラ株でミリオネア、ビリオネアになった人）が自身のポートフォリオを公開しており、大きな話題となっていますね。

Today I’m retiring from the corporate world at age 39.

Not selling any shares for the foreseeable future. $TSLA pic.twitter.com/wCDZJlPdoX

— Jason DeBolt ⚡️ (@jasondebolt) January 7, 2021

はじめてテスラ株を購入したのは2013年

なお、ジェイソン・デボルトさんがテスラ株をはじめて購入したのは2013年で、テスラ・モデルSを購入し、工場を見学したことがきっかけであったといいます。

このときに2500株を単価7.5ドルにて買付け、その後もずっと買い増しすることで、買付単価平均58ドルのテスラ株が「880ドルに」なったわけですね。

なお、同氏は「2030年までには（分割抜きで）2万～3万ドルまで上昇する※分割後だと4,000ドル～6,000ドル」「今後50年、テスラのような会社は出ないだろう」とも。

そのため、テスラ株を売る意向も無いようですが、なんとも羨ましい限りです。

今からテスラ株を買っても遅い？

この「テスラネア」については日本でも広く報じられていますが、それでもほとんどの人がテスラの株を買うとなると「ちょっと・・・」となっている模様。

日本人はお金儲けが大好きで、マスクの転売、限定アイテムの転売にはすぐに手を出すものの、こういった「証券取引」となると二の足を踏む人が多いようです。

ただ、同じ金額を稼いだとしても、「転売」による利益と「株式の売却益」による利益とでは税率が異なり、金額が大きくなればなるほど、株式によって利益を得るほうが圧倒的に「得」なわけですね（労力もさほどかからないし、在庫リスクもない。値下がりリスクはあるけど）。

ちなみにアップルも「とんでもなく価格が上がった会社」のひとつで、アップルが株式を公開した際の株価は22ドル（1980年）。

その後に分割を重ね、現在の株価は当時の株価（22ドル）の約200倍にもう相当すると言われますが、この理論だと「100万円が2億円になっている」という計算です。

この過程においては、なんども「株価が上がりきっているから、いまさら買っても儲からない」と論じられ、にもかかわらずアップルの株価は上がり続けているという現実も（ただし今後はアップルの排他性が弱くなり、過去のようにはゆかないと思う）。

ただ、テスラの場合はまだまだ排他性を維持できる環境にあり、よって今テスラ株を買ったとしても、「まだまだ上がる」と踏んでいます（もちろん保証ができない）。

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参照：中央日報