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テスラ・モデル3のパーツを外し、不要なものを全てカットしたユーチューバーあらわる!0-60マイル加速は3.5秒から2.5秒へ、やっぱり軽さは大事だな【動画】

2023/06/06

テスラ・モデル3のパーツを外し、不要なものを全てカットしたユーチューバーあらわる!0-60マイル加速は3.5秒から2.5秒へ、やっぱり軽さは大事だな【動画】

| どの部分をどこまで残すかの判断は結構難しそう |

ボディ剛性はかなり下がっていそうだが、それでもこのタイムを出せるとは

さて、これまでにも廃車となったランボルギーニ・ウラカン、再生不能と判断された日産R35 GT-Rなどをカスタムしつつリビルドしてきたユーチューバー、B is for Build。

ただしその「リビルド」の範囲が常軌を逸しているのもまた事実であり、そこがこのB is for Buildの人気の秘密なのかもしれません。

そして今回彼らの新しいプロジェクトの対象(餌食)となったのはテスラ・モデル3なのですが、「外せるものは全て外す」ことによって極端な軽量化を実現し、これによってなんと0-60マイル(96km)加速を3.5秒から2.46秒にも短縮しており、「軽さは速さ」を改めて証明しています。

Tesla-Model3 (8)

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ベースとなるのはテスラ・モデル3パフォーマンス

まずB is for Buildが行ったのは「どれだけのパーツを外せるか」。

ルーフや内装パーツなど、車体の構造には影響しない部分をどんどん外してゆきますが・・・。

Tesla-Model3 (7)

テスラはほとんどの不具合をオンラインアップデート(OTA)で修正してしまうだけあって、あちこちにセンサーが仕込まれているようですね(当然ながらこれらのセンサーを外すと大量に警告表示が出る)。

Tesla-Model3 (6)

ただ、これまでにも「妥協なきクルマ」を作ってきたB is for Buildだけあって、単にパーツを「外す」だけでは満足しなかったのか、前後バンパーやボンネット、トランクスーフードなど、クルマの体裁をなすパーツを次々取り外し、さらには電動カッターを持ち出して「外せない(基本骨格と溶接されている)」ボディパネルも盛大にカットしはじめます。

Tesla-Model3 (5)

そしてAピラーもBピラーもCピラーもカットし、しかしBピラーは(法規上)シートベルトを残す必要があるため、「支柱」として必要な部分以外は全て切り取っているようですね。※シートは片方しか残していないので、シートがない方のBピラーを切り取っている。文字通り不要なものはなにもない

Tesla-Model3 (4)

そのほか法規上の理由にてテールランプも(申し訳程度に、オリジナルのパーツを再構築して)装着。

Tesla-Model3 (3)

ウルトラライト・テスラ・モデル3が完成(?)したらこうなった

そして完成というか、外せるものは全部外し、切り取れるものは全部切り取ったテスラ・モデル3がこちら。

Tesla-Model3 (2)

驚くべきことにこの状態でも普通に走行ができるようで、ちゃんと走ってドライブスルーへ行ったり、さらに驚くべきは上述の最高速チャレンジもこなしており、この微妙なさじ加減にて軽量化を達成できたのは、自分たちで「廃車からクルマを組み上げることができる」だけの知識と技量を持つからだとも考えることができそうです。

Tesla-Model3 (10)

ただ、これでつごう何キロくらい軽くなったのはについては触れられておらず、一体どれくらい軽くなったのかについてはちょっと興味があるところ。

参考までに、テスラは「ギガプレス」の導入によって車両構造を大幅に簡略化するとも言われていますが、同時に軽量化を達成できるのであれば、テスラ車のパフォーマンスはさらに向上し、加速だけではなくサーキット走行においてもスポーツカーに匹敵する、もしくはそれ以上のタイムを出すことができるようになるかもしれませんね。

Tesla-Model3 (9)

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参照:B is for Build

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