| そのルックスは文字通り「バットモービル」 |
いたずらにリアウイングを装着しないところがまたカッコいい
さて、日産フェアレディZ(240Z)にテスラ・モデルSのエレクトリックパワートレーンを移植するというプロジェクトが進行中。
ただし単にガソリンエンジンをエレクトリックモーターへと入れ替えるわけではなく、ドンガラ状態の車体を補強しつつ組み立て、そして完全オリジナルデザインのボディを架装するという計画を持っており、完成後には今年のSEMAショーへと展示する予定なのだそう。
なお、このフェアレディZを製作しているのはメイク・ヘイスト・コーポレーション(MHC)なるアーティストだと紹介されています。
最終的な出力は1,000馬力オーバー
現時点では「ほぼフレームのみ」の状態ではありますが、画像を見てもわかるとおり、とんでもない太さのロールケージが車体に直接溶接されており、相当な強度を確保していることもわかりますね。
なお、エレクトリックモーターはリアに搭載。
エレクトリックパワートレーン冷却のためのラジエターが設置されていることもわかります。
そしてボディデザインはこんな感じ。
フェアレディZの面影を残してはいるものの、エアロダイナミクスが大幅にアップデートされ、強くグラウンドエフェクトを意識したデザインとなっていますね。
エキゾーストシステムが存在しないため、リアディフューザーはかなり「深く」、そして大きく。
そしてこちらは完成状態のレンダリング。
フロントにはエンジンが積まれないため、ノーズから取り入れたエアをボンネット上から排出する「Sダクト」が装備されます。
最終的にはテスラ・モデルSプレッドと同じ出力、つまり1,020馬力を発生する予定だとされていますが、もしトルクベクタリングまで再現できるのであれば、その動力性能に加えて高いダウンフォースを獲得することも間違いなく、とんでもないコーナリングスピードを発揮することになるのかもしれません。
フェアレディZにテスラ・モデルSプレッドのエレクトリックモーターをスワップしてゆく動画はこちら
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参照:industrygarage(Instagram), Street Bandito