
| サイバートラックの納車開始後、その注目度は日増しに高まるばかりである |
今後納車が進むにつれ、さらなる動画が公開されるものと思われる
さて、納車後も様々な方面で話題を振りまいているテスラ・サイバートラックですが、今回は本家テスラが改めてその機能に関する動画を公開。
すでに周知されている機能もあるものの、改めて「そうだったんだ」と思わせられる機能・特徴もあり、ここでそれらを見てみましょう。
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テスラ・サイバートラックにはこんな機能がある
まずは最大の機能というかセールスポイントとなるのが「ステンレススティールボディ」。
最大で(通常のクルマの3倍ほどの)3ミリという厚さを誇っており、銃弾すら貫通しないというシロモノですが、いかに傷つきにくいといえど、板金や塗装ができないため、一度傷が入ってしまうと「交換するしか無い」という諸刃の刃でもありますね。

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そして次は約1,134kgもの最大積載能力に・・・。

20立方メートルもの収容能力、そしてロック可能なベッド(荷台)カバー。

荷台の下にも収納スペースがあり・・・。

荷台は183センチの長さのモノを収めることができます。

120Vと240Vのコンセントもあるので、家電や電動工具への給電も可能です。

地上高は17.4インチ(44センチ)、サスペンションのトラベルは30.5センチ、サスペンションシステムそのものはアダプティブエアサスペンション。

4輪操舵を装備するので大きな車体にもかかわらず小回りがききます。

さらにはステアバイワイヤーを装備するためフロントのストレージボックスの容量を拡大することが可能に。

牽引能力は驚愕の4,990kg。

0-60マイル加速はスーパーカーもびっくりの2.6秒。

インテリアだと15スピーカーに2つのサブウーファーが備わります。
アメリカではオーディオにこだわるオーナーが多いといい、よって「高品質なオーディオ」は一定以上の価格帯のクルマではマストとなっているようですね。

フロントには18.5インチサイズのタッチスクリーンがあり・・・。

リアには9.4インチのタッチスクリーンが備わり、これを使用して後席のエアコン等をコントロールすることが可能です。

そのほかリアシートは折りたたむことができ・・・。

ルーフは全面ガラス仕様。

インターフェースは完全に刷新されています。

その他には多数のアクセサリーも用意されており、様々なオーナーの様々なニーズに対応することが可能です。

テスラ・サイバートラックの機能を紹介する動画はこちら
テスラ・サイバートラックのオーナーは「ひっぱりだこ」
なお、現在サイバートラックの納車がなされているのはわずか10台だと言われていますが(現時点だともう少し増えているのかもしれない)、そのオーナーはあちこちのショップから声をかけられているようで、というのも各ショップともサイバートラックの注目度にあやかって自身のショップの宣伝を行いたいからだと思われます。
よって納車早々にラッピングをはじめとするカスタムがいくつか登場しているというのが現状ですが、こちらもまた「ラッピングにコーティング」というディティーリングショップが公開した動画。
こういった動画を見ると、改めて「サイバートラックがいかに特殊な形状を持つクルマであるか」がわかりますね。
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参照:Tesla, OCDetailing