ポルシェとXboxとがコラボ！合計6つのリバリーを本体とコントローラーに施し「懸賞の景品」として供されることに。マルティニやピンクピッグも

｜　ポルシェは実に豊かなモータースポーツの歴史を持っており、そのモチーフにはこと欠かない　｜

残念ながらこのポルシェ 75th アニバーサリー Xbox コレクションは日本だと入手が不可能

さて、ポルシェは創立75周年を迎え様々なイベントを開催していますが、今回はマイクロソフトとのコラボレーションによって「Xbox の限定モデルを提供する」とアナウンス。

今回のコラボに際し、Xboxのグローバルパートナーシップ担当ディレクター、マルコス・ワルテンベルク氏によれば「Xboxとそのファン層は、『Forza Horizon 5』のような、私たちが愛するレースゲームやドライビングゲームにおいて、ポルシェとその高性能車の驚くべき性能を知らないわけではありません。だからこそ、クルマ、ゲーム、自己表現を愛するグローバルなオーディエンスにリーチするという共通のビジョンと目標に基づいてポルシェと協力し、彼らの75周年という節目を祝う特別仕様のXboxハードウェアを製作することにしたのです」。

実際のところ、ポルシェは75年の歴史の中で多くの印象的なレーシングカーを製作し、非常に特徴的なカラーリングを残していて、今回の「ポルシェ 75th アニバーサリー Xbox コレクション」はそれらを見事に再現したシリーズだといえるのかもしれません。

「ポルシェ 75th アニバーサリー Xbox コレクション」は合計6パターン

そこでポルシェ 75th アニバーサリー Xbox コレクション」を見てみると、ル・マンを制した917を飾った3つのカラーリング（1970年のザルツブルクとヒッピー、1971年のピンクピッグ）、そして1978年の935/78に採用されたポルシェ・レーシング・エディション（マルティーニ）、1998年の911 GT1のカラーリング（ブルー、オレンジ、ホワイト）、さらに今年のル・マン24時間レースを走った最新のポルシェ963のカラーリングの合計6つ。※残念ながら、権利の関係なのかガルフカラーが用意されていないようだ

なお、ポルシェ963のボディカラーそのものが「過去にモータースポーツで活躍した、もっとも特徴的なレーシングカー」へのオマージュとなっていますが、本体のみならずカラーリングにおいてもそれらレーシングカーを端的に表現。

そしてこれら「ポルシェ 75th アニバーサリー Xbox コレクション」については一般向けに販売されるのではなく、10月8日まで応募を受け付ける懸賞の一環として抽選で提供される、とアナウンスされています。

ただ、ちょっと残念なのは（現在のところ）日本ではこの懸賞が開催されないということで、米国、英国、ドイツの顧客にのみ開放される予定であること。

ポルシェ・カーズ・ノースアメリカのマーケティング担当副社長を務めるアイーシャ・コーカー氏によれば「我々ポルシェは、創立75周年を記念して、Xboxと共同でカスタムメイドの限定ゲームコンソールをデザインし、バーチャルでも現実世界でも、ゲーマーに夢を与え続けることにとても興奮しています。ポルシェはこれまでに30,000回以上のモータースポーツでの勝利を納めてきたため、そこから6つのリバリーを選ぶのは簡単ではありませんでしたが、長年にわたる顕著な勝利の中から、ファンの皆様が認識する最も象徴的なものを選びました」とコメントしています。

なお、これら「選ばれた」カラーについてはポルシェ自身がその由来や採用されたレーシングカーを公開しており、今回のポルシェ963はその歴史の重みを背負って走った、ということになりますね。

「ポルシェ 75th アニバーサリー Xbox コレクション」を紹介する動画はこちら

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参照：Porsche