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新型GRセリカは「ホンダ プレリュードとは全く被らずキャラクターも異なる」?GRカローラベースの「400馬力&AWD」、スーパースポーツにまで届く領域へ

トヨタ セリカWRC(フロントフェンダー)
Life in the FAST LANE.

| 直近で様々な情報が囁かれている新型GRセリカではあるが |

「モータースポーツ直系」の技術を採用する本格スポーツカーとなるようだ

ここ最近でチョコチョコ聞かれるようになったのがGRブランドから復活を果たすであろう「新型セリカ」。

セリカというと、かつては「スペシャリティクーペ」として親しまれ、ホンダ プレリュードと双璧を成すデートカー的な時代もあったものの、新型GRセリカはかつてのキャラクターとは全く異なる「モータースポーツの血を煮やした過激な走りを追求する」クルマとなるもよう。

この第8世代セリカにつき、現在トヨタのモータースポーツ・スポーツカー部門である「GAZOO Racing(GR)」が開発を進めている最中であるとも報じられますが、話を聞く限りだと「セリカの復活」というよりは「セリカGT-FOURの再来」ともいうべき存在であると捉えるべきであり、1980〜90年代のWRC(世界ラリー選手権)を席巻した「セリカ GT-FOUR」の伝説が令和の最新技術を纏って蘇ろうとしているというのがいま現在。

すでに登場した競合モデルとは一線を画すその過激な中身について、最新のリーク情報をもとに、技術スペックの観点からいろいろと考えてみましょう。

【この記事の要約】

  • 伝説の名車「セリカ」が第8世代で完全復活:トヨタ GAZOO Racing(GR)が主導するスポーツカーラインナップに「GRセリカ(セリカ スポーツ)」が加わる見通し。
  • ホンダ「新型プレリュード」とは真逆のアプローチ:FF&マイルドなハイブリッドに舵を切ったプレリュードに対し、セリカは「400馬力超ターボ×GR-FOUR AWD×6速MT」というガチの本格派モータースポーツ志向。
  • 次世代カローラと基盤共有&新開発2.0Lターボ:GRカローラゆずりのラリー直系4WDシステムと、新開発の2.0L直列4気筒ターボエンジン「G20E」を搭載。2027〜2028年の市販化が有力視されている。
トヨタ セリカ(1974年)〜フロント
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なぜ今、セリカなのか?GAZOO Racingの野望

トヨタは近年、GRヤリス、GRカローラ、GR86、GRスープラと、クルマ好きの心を揺さぶる本格スポーツカーを立て続けに投入しており、そしてその次なるピースとして準備されているのが「セリカ」の復活。

当初は「MR2」復活プロジェクトとハードウェアを共有するミッドシップレイアウト(MR)との噂もあったものの、最新の情報によると「次世代カローラのプラットフォームをベースにした、フロントエンジン・四輪駆動(AWD)のスポーツクーペ」として開発が進められている、とされています。

この手法は、専用プラットフォームを一から開発するコストを抑え、市販車としての現実的な価格設定を実現した往年のセリカそのものの黄金方程式と言えるものかもしれません。

トヨタ・セリカ(1964年)のリアサイド
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ホンダ新型プレリュードとの「決定的な違い」

往年のライバル関係を知るファンにとって最も気になるのが一足先に復活を果たした「ホンダ・プレリュード」。

比較項目トヨタ 新型GRセリカ(予想値)ホンダ 新型プレリュード
コンセプト本格ラリー直系・ピュアスポーツ上質なスペシャリティ・グランドツアラー
駆動方式フルタイムAWD(GR-FOUR)FF(前輪駆動)
エンジン新開発2.0L 直列4気筒ターボ2.0L 直列4気筒+e:HEVハイブリッド
最高出力公道仕様で約400ps〜450ps約200ps(システム合計)
トランスミッション6速MT / 8速DAT(AT)CVT(模擬シフト制御付き)

ホンダがFFハイブリッドとCVTを採用し日常の快適性や上質なクルージング性能を優先したのに対し、トヨタ GRセリカは「400馬力超えのターボエンジン」「GR-FOUR(AWD)」「6速マニュアル」という、クルマ好き・走り屋が歓喜するスペックを全面に押し出しており、両者は「2ドアクーペ」というボディ形状こそ似ているものの、ターゲットにしている層、そして走りの質はまったく異なるものとなりそうですね。

ホンダ プレリュードのフロント(正面)
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新型セリカ:車種概要、性能・デザイン・スペックなどの特徴

新開発2.0Lターボエンジン「G20E」の衝撃スペック

新型GRセリカの心臓部として期待されているのがトヨタが現在新開発を進めている「G20E」型 2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジンで、現在GRヤリスやGRカローラに搭載されている1.6L 3気筒ターボ(G16E)は世界共通の排ガス規制に対応するため将来的な限界が見え始めており、そこでトヨタは次世代のハイパワーユニットとして2.0L 4気筒をゼロから再構築するという手法を選択しています。

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  • 市販公道モデル:最高出力 約400ps〜450ps / 最大トルク 550Nm(56.1kgm)
  • モータースポーツ仕様600ps以上の潜在能力を保持
  • 環境対応:将来的なカーボンニュートラル燃料(CNF)やストロングハイブリッド化にも対応可能な設計

このユニットはGRヤリスのミッドシップ試験車両などを通じ極秘テストが行われていることが繰り返し報じられ、過酷なサーキット走行にも耐えうるチューニング耐性と高耐久を備えているとされています。

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競合比較と市場での位置付け

トヨタ・スポーツカー軍団における「GRセリカ」の立ち位置

トヨタは現在、エントリーからフラッグシップにいたるまで、実に多彩なスポーツカーラインナップを再構築しようとしていて・・・。

  1. GR86:FR(後輪駆動)・軽量・自然吸気感覚を楽しむエントリースポーツ
  2. 新型GRセリカAWD(全輪駆動)・ハイパワー・ラリー直系の全天候型ミドルスポーツ
  3. 新型GR MR2:ミッドシップ(MR)・軽量ピュアスポーツ(開発中と噂)
  4. GRスープラ / GR GT:ハイエンドなGT&フラッグシップ・スーパースポーツ

FR(後輪駆動)オンリーのGR86に対し、GRセリカは「GR-FOUR」を搭載した全天候型のAWDクーペとして完璧な打ち分けがなされており、さらにはWRC(世界ラリー選手権)向けホモロゲーションモデルとしてGRヤリスの後継または上級ラリー車両としての役割も担う可能性が高く、モータースポーツと直結した純度の高いリアルスポーツとして市場に君臨することになるのでは、と見られています。

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結論

かつて1980年代から90年代にかけて、若者の憧れでありWRCの覇者でもあったトヨタ・セリカ。

単なる「名前だけの復刻(ネームバリュー戦略)」にとどまらず、「400馬力オーバーの強力なエンジン」「本格6速MT」「WRC譲りの高度な4WDシステム」を引っ提げて登場するとなれば世界中のスポーツカーファンが歓喜することは間違いなく、電動化や自動運転へとシフトしていく現代において、ここまでドライビングプレジャーに特化した純ガソリン&ハイパワーAWDクーペを投入できるのは、トヨタと豊田章男(モリゾウ)会長率いるGAZOO Racingだからこそ成せる業と言えるのかもしれません。

正式発表は2026年〜2027年のイベント(東京オートサロン等)、市販開始は2028年モデル(2027〜2028年)と予測されており、今後のトヨタからの公式アナウンスに期待が高まるばかりでもありますね。

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参照:CARSCOOPS, etc.

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