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例の「1350万円で販売された」80スープラが今度は5500万円で転売。スープラの価格高騰は天井知らずに?

2019/01/17

いくらなんでもランボルギーニ・アヴェンタドールSと同じ価格は高すぎる

つい先日、80スープラが1350万円で売却されたという話をお届けしたところですが、今回なんとそのスープラが間をおかず5500万円で売りに出されることに。

1350万円でも「異常」な額ではあるものの、この5500万円はまさに「常軌を逸している」ともいえる額だと思います。

そして、さらに驚かされるのはトヨタの正規ディーラー(シカゴ・ノースサイド・トヨタ)がこれを行っているということ。

アメリカのディーラーはメーカーに対しても強気の姿勢を示すことが多い

なお、アメリカでは正規ディーラーがプレミアムを乗せて販売することは珍しくなく、過去にも三菱の正規ディーラーがデッドストックのランサーエボリューションXを高値で販売していたことがありますし、アストンマーティン・ヴァルカン、ダッジ・チャレンジャーSRTデーモンも同様の例が報告されています。

正規ディーラーもやはり営利企業なので、「そうしたい気持ちは理解できる」ものの、日本ではいかにプレミアがついていたとしても、正規ディーラーが「定価以上で」自社製品を販売するのは道徳的に許されず、しかしこれがまかり通るのは「さすがアメリカ」なのかも。

というのも、アメリカでは日本だと考えられないほどディーラーの発言力や自由度が高く、見ている限りではそのメーカーのCIを導入していないディーラーも多いようです(単に販売力が大きく、メーカーとしてはディーラーの機嫌を損ねたくないのかも。日本だとメーカーに従わなければ正規販売店の権利を剥奪されかねない)。

ただ、いかに自由度が高いと言えども、さすがに「定価以上」での販売はメーカー側も黙ってはいられず追求の手が入るのか、ディーラーも「あの手この手」を使って利益を稼ごうとするケースが見られ、たとえば車体そのものは「定価(プレミアムなし)」で販売するものの、オプションの価格を釣り上げたり、強制的にセット(抱き合わせ)販売する例も。

さらには正規ディーラーからの出品だとわからないよう、第三者を介して希少車をオークションに出品するケースもあるようです。

すでにスープラの情報は削除済み

なお、今回の80スープラについては、さすがになんらかの圧力か批判があったのか、すでに販売サイトからは情報が削除されています。

ちなみに、このスープラについて、CARSCOOPSupraが該当ディーラーに連絡を取ったところ、「間違いなく1350万円で販売されていたスープラそのもの」で、しかしそれ以上のコメントはない、という状態、とのこと。

VIA:CARSCOOPS

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