| ある意味では「体一つ」で飛び降りるよりも恐ろしそうだ |
毎回過激なカースタントを行うトップギアですが、今回なんとクルマに乗った状態でバンジージャンプを行うという企画を実行し、その予告編を公開しています。
トップギアはジェレミー・クラークソン時代にも相当に過激なスタントを行ってきたものの、現在のメンバーとなってからもそれは変わらず、この過激さは番組の一つの「ウリ」だとも言えそう。
なお挑戦するのはフレディ・フリントフ、使用するクルマはローバー・メトロ。
「クルマでバンジー」は恐怖そのもの
今回の「クルマでバンジー」にあたってはクレーン車を用意し、そのクレーン車で「ダムの底に向けて」クルマを吊り下げることに。
横から見るとこう。
さすがに不安そうなフレディ・フリントフ。
クルマをクレーンにセットする段階からシートに座っていると思われるので、けっこうな時間をこの状態で過ごしているということになり、受けるプレッシャーは想像を絶するものと思われます。
遠景はこう。
クルマをこの状態で落としストラップが伸び切った状態になると、けっこうな荷重がクレーンにかかることになりそうですが、それでもクレーンが倒れたりしないのかはちょっと心配。
もちろん事前に無人状態でクルマを落としたりというテストは行っていると思いますが、各種機材もこういった使い方を想定していないだけに想定外の何かが起こりそうです。
そして真下を見るとこう。
そしてクルマを切り離し!
ここからはもうなすすべもなくフリーフォール。
もちろん身体はシートに固定されていてステアリングホイールを握りペダルに足を押し付け「踏ん張る」ことになりますが、地上を走っていればなんらかの反応を示すステアリングホイール、アクセルやブレーキペダルも今回ばかりは頼りなく感じられるのかも。
落下中はクルマが裏返ったり、ともう散々。
なお、ポルシェ・タイカンの内覧会でのプレゼンテーションで初めて知ったのですが、タイカン・ターボSの0-100km/h加速”2.8秒”というのは、こういった自由落下における速度とほぼ同じ、とのこと。
つまり今回、このローバー・メトロはフレディ・フリントフを乗せ、ポルシェ・タイカン・ターボSのフル加速と同じ速度で落下しているということになりますね。
今回の動画では「落下」までが収められており、ここからビヨーンと戻ってゆくのは「本編を見てのお楽しみ」ということになりそうです。