| やはりYoutubeや広告収入はGoogleに生殺与奪権を握られており、どうしようもない部分が大きい |
今後のVarryx氏の復活を期待したい
さて、スパイビデオ系ユーチューバーとしてはもっとも有名な存在になったといってもいいVarrix氏。
2018年10月に視聴者ゼロからスタートし、しかしコツコツと(主にフェラーリ系の)スパイビデオを公開し続けることでチャンネル登録者をどんどん増やしてゆくことに。
そして2020年には視聴者数や収入もぐっと増え(現在チャンネル登録者は4.5万人)、そこでVarryx氏は大きな決断を下します。
そう、会社をやめてユーチューバーに専念したわけですね。
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多くのユーチューバーは副業から始まると思うが
なお、ユーチューバーとして生計を立てることは非常に難しく、よって最初からユーチューバーのみとして活動する人はほとんどいないと思われます。
つまりはこのVarryx氏のように、なんらかの本業を持ちつつもYoutuberとしての活動を行い、そしてYoutuberとしての収入が増えた時点で本業を捨ててYoutuberに専念するというケースが大半かと認識しています(そもそも一定のチャンネル登録者や再生回数を稼ぐまで、収益を得られない)。
さらにユーチューバー「専業」には大きなリスクがあり、それはYoutubeを提供するGoogleの判断次第で天国にも地獄にもなりうるということ。
たとえば、同じように動画を公開したとしても、Youtube側のアルゴリズムの変化によって大きく露出が変わり、「おすすめ動画」に表示されるようになる事もあれば、その逆も。
これはウエブサイトであっても同じことですが、「Googleの提供するプラットフォームに乗っかっている以上、どうしてもGoogleに生殺与奪権を握られてしまう」わけですね。
人生最悪の決断?
そして今回Varryx氏が言うには、定職を捨ててユーチューバーへと転向したのは「人生最悪の決断だったかもしれない」。
もちろん当時は自身があり、相当な収入を得ていたそうですが、ユーチューバーに転向して1週間もたたないうちにアルゴリズムの変更によって表示回数と再生回数が減り、さらには(おそらくコロナ禍に起因する)再生あたり収益の減少、動画の(おそらくは著作権定職による)削除など没落の無限ループがはじまってしまい、現在どん底にあるという実情を告白しています。
こうなるといくら頑張って動画を上げたとしても「どうしようもなく」、スパイビデオ専門という方針を転換するなど、なんらかの対応が迫られるのかもしれません。
Varryx氏が現状を語る動画はこちら
参照:Varryx