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2023年に「25年ルール」で米に輸入可能となるのはこの10台!「スバル・インプレッサ22B」「ランエボV」「アコード・タイプR」「スマート」「VWルポ」etc.

スバル・インプレッサ22B

| 意外と新車発売時にアメリカへと正規輸入されていないクルマは多かった |

いずれのモデルも年式に比較すると高めの相場が期待され、一部限定モデルはとんでない価格に

さて、アメリカには「25年ルール」というものがあり、これは「発売当初、アメリカへと正規輸入されなかったクルマは、その後25年間アメリカに輸入してはならぬ」というもの(実際には高額な税金を支払えば輸入できるようだ)。

逆に「新車発表時、アメリカに輸入されていなかったクルマでも、25年を経過すれば輸入できるようになる」ということで、アメリカではこの”解禁”対象となったクルマが人気化し、それによって世界中の中古車市場から25年ルール対象となった車両が買い付けられて価格が高騰するといった事象が発生しています。

もちろん日産スカイラインGT-Rはじめとする国産車の一部の価格が異常に高騰しているのはこれが理由となっていますが、ここで「2023年に25年ルール対象となるクルマ」を見てみましょう。

2023年にはこういったクルマがアメリカへと輸入できるようになる

「25年」から逆算すると「1998年に発売されたクルマ」が解禁となり、しかし正確にいうならば、1998年の発表というよりは、1998年に製造が開始されたクルマ」であり、今回25年ルール対象となるのは1998年に”生産が開始され、実際に発売された”車種ということになります。

そこでざっとそういったモデルと予想される相場を挙げてみると、まずはホンダ・アコード・タイプR(5,000〜10,000ドル)。

25 Years of Type R - The 1998 Accord Type R (CH1)

次いで三菱ランサー・エボリューションV(25,000〜35,000ドル)。

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スバル・インプレッサ 22B(25万ドル〜30万ドル)。

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欧州車も「25年ルール対象」に

なお、この25周年ルール対象となるのは全世界のクルマなので、日本車(JDM)以外に欧州車であっても解禁対象が出てきます。

欧州車の場合、一部自動車メーカーは(意外なことに)アメリカでは当時販売されていなかったり、そのほか少量生産のエボリューションモデル、コンパクト過ぎてアメリカ市場にマッチしないと判断されたり、安全に関する基準を満たしていないと判断されたものなどがありますが、まずは「アルファロメオ 166 V6(5,000ドル〜9,000ドル)。

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あまりにコンパクトなために米国市場には適さないと判断されたフォルクスワーゲン・ルポ(5,000〜8,000ドル)。

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「もっとも醜いクルマ」と言われたこともあるフィアット・ムルティプラ(2,000ドル〜5,000ドル)。

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メルセデス CLK-GTR ストリートバージョン(900万〜1100万ドル)。

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スマート・フォーツー(3,000〜6,000ドル)。

アメリカ人は当時このクルマの存在を知らない人が大多数だったといい、映画「ダ・ヴィンチ・コード」にてこのクルマの活躍を目の当たりにし、「あれはなんだ」となった人が多かったようですね。

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ロータス・エリーゼスポーツ 190(30,000ドル〜40,000ドル)。

こちらは安全性の問題から輸入されなかったと言われています。

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プジョー306ラリー(6,000ドル〜10,000ドル)。

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参照:CARSCOOPS

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