｜ チャンピオンシップ獲得数こそ少ないものの、その技術や安定性、人格等含めるとF1史上最高レベルのドライバーであることは間違いない ｜
それにしてもマンセルは自身の「歴史」をしっかり保管していたようだ
さて、先日はミハエル・シューマッハ関連グッズが大量にオークションへと出品されるとお伝えしましたが、今回はナイジェル・マンセル関連グッズが（シューマッハ以上に）ドバっと（一気に330品も）競売へと登場します。
ナイジェル・マンセルは1992年にF1にてチャンピオンを獲得し、1993年にはCARTでもチャンピオンに輝くなどモータースポーツ界において輝かしい業績を残しており、英国人史上最高のドライバーの一人としてもその名が挙がるほど。
日本だとその大胆なドライビングスタイルから「F1荒法師」「暴れん坊将軍」というニックネームで呼ばれることが多く、その一方で「非常に緻密な」ドライビングを行うことでも知られています（状況判断能力、マシンコントロール技術に非常に優れる）。
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ナイジェル・マンセル関連グッズとしてはこんなモノが出品される
そこで今回、RMサザビーズ主催のオークションに登場するナイジェル・マンセル関連グッズ（ナイジェル・マンセル・レガシー・コレクション）を見てみたいと思いますが、これらはなんと自身が保管していたコレクションからの出品なのだそう。
まずこちらはF1ドライバーズ・チャンピオンを獲得した1992年に使用したアライ製ヘルメットで、予想落札価格は最高で50,000ポンドというエスティメイトが出されています。
なお、ヘルメットだとカート時代、そしてフォーミュラ3時代に使用していたレトロなものも販売されるようですね。
同じく1992年に着用したレーシングスーツも出品予定。
こちらはグローブとシューズとのセットとなり、予想最高落札金額は20,000ポンド。
そして優勝トロフィーも相当数が出品されることとなり、こちらは1992年のスペインGPでのトロフィー（結構ユニークな形をしている）。
予想落札価格は最高で10,000ポンドですが、この価格だと「結構安いんじゃないか」という気もしてきますね。
ちなみにブラジルGPの優勝トロフィーはこう（やはり予想落札価格は10,000ユーロ）。
こちらはサンマリノGPの優勝トロフィー（予想落札価格は10,000ユーロ）。
こうやって見るとスペインGPのトロフィーはすこし安っぽく見えてしまうものの、それもまたF1の面白いところなのかもしれません。
これはパドックでの移動に使用していたホンダST-70（この予想落札価格も10,000ユーロ）。
かなりレアだと思うのですが、予想落札価格はわずか5,000ポンドに設定されているフェラーリF1マシン（1989年の640）に使用されていたシート。※640はF1史上、はじめてセミオートマチックトランスミッションを搭載したマシンである
スケドーニ製レザーが張られています。
こちらは1994年のマクラーレン MP4/9に装着されていたステアリングホイール（予想落札価格は最高で40,000ポンド）。
マンセルが乗っていたカートは予想落札価格20,000ポンド。
こちらはマンセルが経営するフェラーリディーラーに置かれていた跳ね馬の彫刻で、予想落札価格は最高で2万ポンド。
F1やインディなどで被ったキャップセットの予想落札価格は最高でもわずか100ポンド。
日本人アーティストによって作られたクリスタル・ダガーも（予想落札価格は最高で1,000ポンド）。
超お買得な（カート時代の）トロフィーアソート（予想落札価格は最高で2,000ポンド）。
このほかにも様々なコレクターズアイテムが出品されており、マンセルファンにとってはたまらないオークションとなりそうですね。
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