｜ サイドステップの着脱なし、かかった期間は5日間 ｜
さて、先日サイドステップを擦ってしまったぼくのポルシェ718ケイマン。
完全に自分の不注意であり、誰のせいにもできず、誰にも請求できない損傷であります。
ただ、幸いなことに「通常は見えない」位置にしか傷がなく、そのために修理せずにおこうかとも考えたものの、やはり気分的にほうっておくことも出来ず修理を行うことに決定。
心の傷は時間が癒やしてくれる
なお、経験上ではありますが、こういったトラブルがあった直後はあまり冷静な判断ができないので、ぼくは何らかの判断を行う必要がある場合、そしてその判断を急がなくてもいい場合には「2〜3日」置いてから再度考えるようにしています。
よく「心の傷は時間が癒やしてくれる」とはいいますが、まさにそのとおりでもあり、通常の生活に戻り、数日経ってみるとまた違ったものの見方ができるもの。
そんなこともあって今回も数日経過してもういちど傷を見た時、「やっぱ修理するか」という決断に。
修理の見積もりは数箇所から取ってみた
なお、傷については塗装が剥がれて樹脂がちょっと削れた程度。
つまり凹みや割れはないということで、その範囲は幅6センチ、長さ27センチくらい。
近隣の板金ショップ、カーコンビニ倶楽部、オートバックスなどあわせて5箇所を回って実車を見てもらい、修理方法などもわせて聞いてみたわけですが、けっこう金額には差があり、安いところだと24,000円くらい、高いところでは46,000円。
そして今回選んだのはその「もっとも高いところ」ですが、これは実際にその修理方法などを聞いてみたときに「もっとも安心できる」と判断したため。
わざわざ修理をするという道を選んだからには「ハンパな」出来上がりは回避したく、たとえ価格に差があったとしても「完璧な」仕上がりを求めたということになります。
修理の仕上がりはこんな感じ
なお、修理についてはサイドステップを外さず、クルマをジャッキアップして傷周辺を削り、パテを盛って滑らかにしてから塗装（2コート）を行っていますが、見ての通りほぼ完璧。
傷自体はサイドステップの「裏面」にあったものの、作業の工程上「裏面だけ」を補修することは出来ず、高さにおいてはサイドステップ（上下）の半分くらいまで塗り直した、とのこと。
なお、「前後」についても比較的長い部分を再塗装したようで、傷の範囲よりもかなり広い面積にわたりリペイントしたということになりますね（だいたい画像の赤い線で示した範囲）。
「だろう」運転と「かもしれない」運転
なお、運転免許更新のときに「だろう」運転と「かもしれない」運転というものを教えていただいたのですが、「だろう運転」とは、「まあ飛び出しもないだろう」と考えて走るもの。
逆に「かもしれない運転」とは、「あの影から子供が飛び出してくるかもしれないな」と考えながら走るもので、当然両者は必然的にその結果に差が出ることになります。
今回、ぼくは周囲の安全確認を怠り、「まあ何もないだろう」と思って曲がったら想定外の段差があったということで、これは今後の教訓にせなば、と思った次第。
つまり今後は常に「何かあるかもしれない」と想定し、安全な運転を心がけよう、と考えています。