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契約したポルシェ・マカンの残金864万円を送金した!クルマを買う際の「保証金」「残金」はこういったタイミングで支払う

| 銀行口座の残高が一気に寂しくなった |

さて、ポルシェ・マカンSの残金を送金。

マカンSについては注文時に(総額964万円のうち)100万円を送金していますが、今回は残る864万円を送金して登録に備えてることになったわけですね。

ここでちょっと「支払いのタイミング」について述べてみたいを思いますが、多くの場合、自動車は「注文時」と「登録前」とに分けて支払う必要があります。

「注文時」に支払うお金については、いわゆる「保証金(デポジット)」「手付金」「予約金」「前金」「契約金」と呼ばれることが多く、これは「頭金」とはまた区別する必要があるので要注意(場合によっては頭金にもなりうる)。

ポルシェの場合はこんな感じ

ここでポルシェを例にとって説明してみたいと思いますが、この保証金はディーラー(ポルシェセンター)、新車/中古車、車両の内容、購入経験によっても額や割合が異なるものの、一般的なのは「100万円、または車両価格の10%」。

たとえば1000万円の車両を購入した場合、100万円の保証金を契約時に支払う必要があり、中古車(もしくは新車でも在庫車)の場合はここから納車整備を開始することになります。

納車整備を開始するとそれなりにコストがかかるので、「保証金をもらわないうちは動けない」ということになりますが、保証金を支払ったのちに「キャンセルしたい」と言ってもこの保証金は(契約書に定める条項によって)返還されないのが通常であり、つまり契約し保証金を入金したのちにキャンセルするということは「保証金を捨てる」のとイコールです。

そして「残金」については基本的に「登録前」に支払う必要があるのですが、ここで注意が必要なのは、ローンを組む場合は、登録前にローンを通しておかなければならない、ということ。

つまりはローンを通さないと「登録できない」ということになり、ローンが通らないと非常に困ったことになります。

よって、ローンが通るかどうか不安な場合は、契約前つまり保証金を支払う前に「仮審査」を行いローンが通るかどうかを調べておいた方が良さそうです(でないと、契約したのちにローンが通らないとわかったとしても、誰も責任をとってくれない)。

なお、現金なりローンなりで残金を支払わないと「登録できない(正確に言えば、ディーラーが登録を行わない)」理由は、「一度登録してしまうと新車だとワンオーナー、中古でもオーナー数が増えてしまい、クルマの価値が下がるため」。

これを避けるために残金の決済が済まないうちは「絶対に」登録はなされないと考えておく必要がありそうです。

そのほか気を付けておくことは?

そのほかに考えねばならないのは「支払い計画」ですが、これは個人によって内容が変わるのでここでは割愛。

ただ、新車の場合は(在庫車や見込み発注車でなければ)契約してから最低半年ほど納車まで時間を要するため、その間になんらかの事情が変動することや、お金が貯まるであろうことは考える必要がありそう。

ごく稀に「変なボディカラーでオーダーすると」キャンセルされた際にディーラー側のリスクが高まるので保証金を引き上げられる場合があったり、オプション金額が異常に高くなった場合も同様に保証金を引き上げられると聞いてます。

そしてさらに稀な例ですが、ブランドによっては「登録前ではなく、生産開始時に」残金を支払う必要があり、そうなると輸入車の場合は「納車の3ヶ月前くらいに残金を決済しないといけない」ということに。

よって、残金支払いのタイミングについても事前に確認しておいた方が良さそうですね。

加えて駐車場や保険についても考えておく必要があって、車種によっては「バッテリーを二週間に一回くらいは充電しないと”バッテリーが上がってしまう”」クルマがあり、そういったクルマの場合は駐車場に充電設備(コンセント)が必要になってきます。

保険に関しては「車種によって、なかなか加入を受け付けてくれる保険会社が無い場合」や「青空駐車だと保険に入るのに難色を示される場合」があり、よってこれらについても契約前にある程度確認しておいた方が良いかもしれません。

いずれにせよ、契約してしまうと前に進む以外に道はなくなるため、万難を排して契約に望みたいものです。

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