| なぜかハイブランドのキャップはどれも値段が同じくらいに設定されていて、談合したんじゃないかと思うことも |
ちなみにルイ・ヴィトン、エルメスのネクタイもほぼ同じ価格設定
さて、最近買ったもの2連発。
まずはエルメスのキャップですが、エルメスではフランス流に「キャップ」ではなく「キャスケット」と呼んでいます(イタリアやフランスのブランドでは、そのオリジンを示すためか、商品名や製品名に母国語を使用することが多い)。
まずはエルメスのキャップにつき、今回購入したのは「マイルス」。
エルメスではほかに「エジソン」「ネバダ」などのラインあありますが、店頭にはほとんど在庫がなく、オンラインショップでもアップされるとすぐに売り切れてしまうことが多いようですね(ルイ・ヴィトンのオンラインショップでは品切れ後も商品の掲載が行われていることが多いが、エルメスだと完売するとすぐに販売ページが消されるようだ)。
エルメスのキャスケット「マイルス」はこんな製品
そしてこちらがエルメスのキャップ「マイルス」。
エルメスの帽子はこんな感じで(帽子)専用ボックスに入っています。
保存袋も(これだけでもけっこう高そうな)しっかりしたコットンのヘリンボーン仕様。
サイドにはエルメスのレザーパッチ。
構造としては「ベースボールキャップ」のように、頭頂部から放射線状にパネルが縫い合わされているわけではなく、前から後ろにかけての一枚、そしてサイドに2枚づつという構造です。
こういった構造を採用する理由は不明ですが、おそらくはベースボールキャップっぽく見えない、つまりカジュアルっぽく見えないようにしたかったんじゃないかと推測。
ちなみにこちらが通常のキャップですが、普通は頭頂部にこういったポッチがあり、そこから放射線状にパネルが組み合わせられます。
なお、このポッチは高級感を損なう可能性があるため、エルメスはこれを嫌ったのかもしれません。
こっちはエルメス。
スナップバックルには金属製(ブラシ仕上げでマットな質感)のボタン。
キャップの生地はコットンギャバジンで、ちょっと光沢のある素材なので、ナイロン系の衣類にマッチしそうですね。
サイズは「58」。
ハイブランドのキャップにはサイズがいくつかラインアップされていることが多いもよう(グッチ、ルイ・ヴィトンも同様)。
ちなみにですが、こういった製品には法規上品質表示タグを取り付けなければならないものの、これは著しく(見えない部分であっても)美観を損なうので、ぼくは購入後すぐにカットするようにしています(ブランド側をそれを想定しており、糸をほどけば外れるような構造を採用している)。
裏面には別布が貼られていて、販売開始当初は「表面がブルー、裏面がイエロー」というのくのフェラーリ296GTBっぽいカラーの製品も見かけたのですが、購入をためらっているうちに一瞬で完売することに。
そしてこの箱は猫さん専用となりそうです(まだ怖がって入っていない)。
ルイ・ヴィトンのキャップも買ってみた
そしてこちらはルイ・ヴィトンのキャップ、「キャスケット・モノグラム エッセンシャル」。
いわゆるベースボールキャップ型ですが、ルイ・ヴィトンはこの製法を使用することで「ストリートカジュアル」っぽく見せたかったのでしょうね(エルメスのように、頭頂部にポッチがないデザインのキャップもラインナップしており、そのコンセプトによって素材や製法を使い分けている)。
素材はコットン60%、ポリエステル40%となっていて、エルメスのキャスケットとは異なる重厚かつマットな素材。
そして表面には「LV」モノグラム。
バックルは「LOUIS VUITTON」の刻印が入り、ストラップはレザー。
こちらも裏面には別布が当てられています。
なお、ルイ・ヴィトンやエルメスともに、額の部分が別布となってい「パネルキャップ」もラインアップされているのですが、ぼくはどうしてもパネルキャップが好きになれず、いつもこういった「丸い」帽体を持つキャップを選びます。
更にいうならば、ツバが平たいキャップもあまり好きではなく、ツバがラウンドしたキャップのほうが好みです。
正直言うとぼくは主張ひかえめなエルメスのキャップのほうが好みではあるものの、なんどか言及しているように「押し出し」が要求される時があり、そういったときにはこの「LVモノグラム」キャップが非常に重宝されることになるわけですね。
なお、ぼくは殆どの場合においてキャップを被っていますが、「いったいいくつあるんだろうな」と思って数えてみると、自宅や事務所、クルマの中、ガレージなどに点在しているもので合計「83個」。
中にはあまり被らない(使用頻度が低い)ものもあり、しかしいずれもぼくにとっては大切なコレクションです。
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