>アストンマーティン ■バイク/自転車

アストンマーティンが高級自転車ビルダーとのコラボにてロードバイク「1R」を発売。素材はチタン、「これは2輪のハイパーカーと考えることができる」

2023/11/03

アストンマーティンが高級自転車ビルダーとのコラボにてロードバイク「1R」を発売。素材はチタン、「これは2輪のハイパーカーと考えることができる」

| このJ.ラヴェラック アストンマーティン 1Rにはケーブルやボルト、ナットがほとんど露出していない |

そのビルドクオリティは文字通り「ハイパーカー」と言っていいだろう

さて、自動車メーカーは意外にも「自転車」を発表している例が少なからずあり、ポルシェ、ランボルギーニ、メルセデスAMG、フォルクスワーゲンなどはその代表格。

競技用であればロータス、そしてコンセプトモデルだとマツダやレクサスからも発表されていますが、今回はアストンマーティンがシンプルなロードバイクをリリースすることに(アストンマーティンは以前にも自転車を発売したことがある)。

4

オーダーメードのため「価格は非公開」

このロードバイクは高性能な自転車の製造で知られるJ.Laverack(J.ラヴェラック)とのコラボレーションによって誕生していますが、今回発売されたロードバイクの名称は「J.Laverack Aston Martin .1R」。

完全オーダーメイドとなるために価格は公開されておらず、購入者はオンラインコンフィギュレーターを通じてカスタムを行い、その仕様をもって発注することとなるもよう。

6

なお、オンラインコンフィグレーターではアストンマーティンのボディカラーと同じ色を使用できるそうで、J.ラヴェラックいわく「最も広範にわたるオーダーメイドで、最も先進的で、最もエンジニアリング的に優れた」自転車を作ることを目標としてこのアストンマーティン1Rを設計した、と説明されています。

9

その結果、J.ラヴェラックとアストンマーティンによる比類なき作品が誕生することとなっていますが、まず気づくのは「全くケーブルが露出していない」こと。※ボルトやナット類も極度に少ない

ケーブル類はすべてフレームの中に収められていますが、フレームは3Dプリントされたチタンラグとカーボンファイバーチューブで構成されています。

5

これはもちろん美しさを追求したがためだと思われますが、J.ラヴェラックの共同設立者であるオリバー・ラベラック氏は「アストンマーティンのチームと協力することで、新しいアイデアとイノベーションが生まれ、それを応用することで、現在市販されているどの自転車よりも先進的な自転車が誕生したのです。この共同プロジェクトによって、私たちはチタン製自転車を新たな高みへと導いただけでなく、サイクリング業界における真のイノベーションを解き放ち、前例のないレベルのクラフトマンシップとパフォーマンス・エンジニアリングを備えた自転車を生み出しました」と自信を見せることに。

11

すべては乗り心地と性能のために

このJ.ラヴェラック アストンマーティン 1Rは「性能と乗り心地を第一義に」捉えて設計がなされており、アストンマーティンのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンによると、「これは2輪のチタン製ハイパーカーと考えることができる。英国国防省がステルス爆撃機を作っていると勘違いするほどチタンを多用したアストンマーティン・ヴァルキリーのようなものです」。

2

フロントには4ピストンブレーキ(通常のJ.ラヴェラック製自転車に採用されるのは2ピストン)を備え、カーボンファイバー製のパイプやフォークは優れたフィードバックを乗り手に与えることになり、そしてライダーがその性能を最大限に発揮できるよう各ユニットはオーナーの正確な体の寸法に合わせて製作されることになり、各オーナーは、ゲイドンにあるアストンマーティン本社に招待され、J.ラヴェラックの創設者たちによるフルフィッティングを受けるのだそう(このあたりを考慮しても、やはりこのロードバイクの価格は安くはないと考えられる)。

加えて各オーナーにはハンドメイド製木製ツールケースに収納された工具セットが贈られるというので、非常に高いコレクション価値を誇ると言って良いのかもしれません。

7

なお、このJ.ラヴェラック アストンマーティン 1Rはアストンマーティンのロードカーとのつながりがいくつかあり、薄さ40ミクロンのバッジは、アストンマーティン・ヴァルキリーのバッジ(エンブレム)を作るのと同じ工程で作られているほか、ブレーキのチタン製ピストンキャップにもヴァルキリーのホイールデザインが再現され、貫通した形状を持つステムは、アストンマーティンDB12のサイドストレーキを模している、と紹介されています。

8

サドルはイギリスのブルックスへとオーダーした特注品で、レザーもしくはアルカンターラで縁取りされ、チタン製のリベットでシートポストへとシームレスに固定されるそうですが、ハンドルバーにも同じ素材が使われ、当然ながら(フレーム同様に)アストンマーティンの全カラーから選ぶことが可能です。

10

合わせて読みたい、関連投稿

ランボルギーニ×3Tとのコラボ自転車第二弾!実車に使用されるオレンジやゴールド、グリーンなどを使用した「RACEMAX」「STRADA」が登場
ランボルギーニ×3Tとのコラボ自転車第二弾!実車に使用されるオレンジやゴールド、グリーンなどを使用した「RACEMAX」「STRADA」が登場

| フレームやホイールはカーボン製、ランボルギーニのスーパーカー同様に軽量かつエアロダイナミック | ただしスーパーカーファンと自転車ファンとは(日本だと)あまり重複していないような気も さて、様々な ...

続きを見る

ロータスは現在、2024年のオリンピックに向けイギリスチーム用の自転車を開発している!ロータスの自転車はバルセロナで金メダルを獲得したことも
ロータスは現在、2024年のオリンピックに向けイギリスチーム用の自転車を開発している!ロータスの自転車はバルセロナで金メダルを獲得したことも

| 最終的にどのような自転車になるのかは不明だが、ロータスだけに画期的なソリューションを用いることになりそうだ | ロータスは自動車で得た知見を様々な事業に生かしている さて、ロータスが2024年のオ ...

続きを見る

ポルシェが「都市型」「オフロード型」電動アシスト自転車を発売!ポルシェは自動車だけではなく「空」「マイクロモビリティ」にも進出
ポルシェが「都市型」「オフロード型」電動アシスト自転車を発売!ポルシェは自動車だけではなく「マイクロモビリティ」にも進出

| ポルシェはつい最近、Eバイクメーカーに出資を行っている | ポルシェはあらゆる方面から「電動化」を進めている さて、ポルシェは自動車そのものの電動化を進めるとともに「Eマイクロモビリティ」への参入 ...

続きを見る

参照:AstonMartin

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->アストンマーティン, ■バイク/自転車
-, , , , , ,