戦前のヴィンテージ・ベントレーがオークションに登場予定。
これは3月にアメリア島で開催されるコンクール・デレガンスにて競売にかけられる見込みで、予想では8億円に達するのでは、と言われています。
やたら迫力があるルックスで、クラシックカーながらも優雅さを感じるより、むしろ戦闘的に見えますね。
このモデルは1928年製の「ベントレー4½-Litre ル・マン・スポーツ」、シャシーナンバーはKM3088。
実際にル・マンに出場し、1929年に3位でフィニッシュした個体そのものだそうです。
書類も完備されており、レストアも施され、その生涯のうち40年は同じオーナーに大切に保管されるなどコンディションも抜群。
フロントグリルには「10」というナンバリングが見えますが、ベントレーが過去に公開した「EXP10 スピード6（下の画像）」のグリルにあった数字の「元ネタ」はこれなのか、とはじめて知ることに。
こちらが実際にベントレー4½-Litre ル・マン・スポーツの走る勇姿。
ドライバーとのサイズ対比からするに、かなり大きな（車だけで見ると小さく見える）自動車のようですね。
