新たなゼロヨン・キングの誕生
マクラーレン720Sがマクラーレン675LTブガッティ・シロン、フェラーリF12 TDFと直線にて加速競争を行う動画。
これはマクラーレンサンフランシスコが公開したもので、他の車両は同じ経営元が扱っている車を借りてきたのかもしれませんね。
マクラーレン720Sは4リッターツインターボV8エンジンを持ち、720馬力を発生。
シャシダイに載せてみると逆算して「800馬力くらい」出ているようで、実際に走ってみた動画でも異常な速さを見せつけています。
ガソリンエンジン、RWDでこの速さは驚異的だ
ポルシェ918スパイダーは890馬力を発生するハイブリッド・ハイパーカーで、モーターを利用したその脅威的な加速で知られますし、ブガッティ・シロンに至っては1500馬力というマクラーレン720Sの倍以上の馬力を発生する車。
それらを打ち負かすとは驚きですが、とにかくマクラーレン720Sは「世界で最も優れた加速を誇る」と言っても良さそうですね。
なお現時点でのゼロヨンランキングは下記の通りで、「ドラッグレースのために作られた」ダッジ・チャレンジャー・デーモンは別として、ほか上位にいるのはハイブリッドもしくはEV、そして4WDばかり。
正確にいうと「ガソリンエンジン、2WD」の車でベストテンに入っているのはマクラーレン675LTのみ。
おそらくマクラーレン720Sはこのランキングでは2位か3位あたりを記録するのは間違い無く、新世代の「ゼロヨンキング」と言って差し支えなさそうです。
ブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツ(2011) 9.7秒
マクラーレンP1(2014) 9.8秒
ポルシェ918スパイダー(2014) 9.8秒
ラ・フェラーリ(2015) 9.8秒
ブガッティ・ヴェイロン(2006)
ランボルギーニ・アヴェンタドールSV(2012)10.4秒
マクラーレン675LT(2015) 10.4秒
テスラ・モデルS P100D 10.44秒
ポルシェ911ターボS(2016) 10.5秒
ランボルギーニ・ウラカン(2015) 10.6秒
アウディR8 V10 Plus(2016) 10.6秒
フェラーリ488GTB(2016) 10.6秒
マクラーレン12C(2012) 10.7秒
フェラーリ458スペチアーレ(2014) 10.7秒
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