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【動画】マクラーレン720Sとセナが加速と減速でガチ対決。なんと加速は720Sのほうが優れていた

2018/10/10

| まさかの結末がそこに待っていた |

マクラーレン720Sとマクラーレン・セナという、禁断の同門対決を行った動画が公開に。
マクラーレン720Sは加速における絶対王者ですが、これは「時速0-30マイル(48キロ)」「時速0-60マイル(96キロ)」「0-100マイル(160キロ)」という加速、そして逆に「時速100マイル-0マイル」という停止性能、「時速0-100マイル-0マイル」という加速から停止までの性能をタイムとして計ったもの。

マクラーレン720Sとセナ、その価格差は3倍

なお、マクラーレン・セナは「サーキット最速」を標榜して作られたクルマ。
よって最高速ではなく、サーキットにおいて重要視される加速性能、ストッピングパワー、コーナリングスピードを追求した設計がなされています。

720S、セナともに同じ骨格(カーボンモノセル)とエンジンを使用しており、大きく異なるのはエアロダイナミクス、重量、そして出力。
数字だけ見ると、720Sには勝ち目がないようにも思えますね。

まずは両者のスペックを見てみましょう。

マクラーレン720S
エンジン:4リッター/V8ツインターボ
出力:720馬力
0-100キロ加速:2.8秒
駆動方式:後輪駆動
最高時速:341キロ
車体重量:1475kg
価格:33,383,000円
マクラーレン・セナ
エンジン:4リッター/V8ツインターボ
出力:800馬力
0-100キロ加速:2.8秒
駆動方式:後輪駆動
最高時速:340キロ
車体重量:1198kg
価格:99,260,000円

動画ではこんな感じで1台づつ計測。
下がその結果ですが、驚くべきことに0-30マイル、0-60マイル加速では720Sのほうが「速い」という結果に。
ただ、そこからの加速やストッピングパワーにおいてはセナのほうが勝り、これはやはり「軽さ」が効いたのだと思われます。

0-30、0-60マイル加速においてセナが720Sに遅れを取ったのは、800キロとされる高ダウンフォースが災いしたか、サーキット走行に合わせたギア比の設定を行っていると思われるので「停止状態」からの加速は二の次になっているであろうことも影響しているのかもしれませんね。

ただ、ブレーキングにおいては加速以上に大きな差が開いており、これはサーキットのタイムにダイレクトに響いてきそうです。

それでは動画を見てみよう

こちらがAutocarによる、マクラーレン720S、そしてセナの直接対決動画、「McLaren Senna vs 720S | Part 1: 0-100mph-0」。

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