| アマルガムには世界中から職人が集結している |
アマルガムはこれまでにも多数のスーパーカーをモデルカーとしてリリースしていますが、今回は「マクラーレン・スピードテール」の発売を予告。
アマルガムの製品はそのシルエット、ディティールのみならず塗装の美しさでも知られ、最近では可動や発光といったギミックも備えています。
そして1:8スケールのモデルカーともなると100万円を超える値付けも珍しくなく、今回発売を予定しているスピードテールの(ミニカーの)価格は価格はなんと15,025ドル、つまり邦貨換算で160万円。
アマルガム(Amalgam)とは?
なお、アマルガム(Amalgam Collection)は1995年設立と比較的新しく、もとはダイソン(掃除機)のプロトタイプを作っていたイギリスの会社。
3D CADを使用した設計技術に優れ、それをベースにした3Dプリンティング、CNCといった成形技術を得意とします。
その後ミニカー製造に乗り出しますが、そのとんでもなく精巧なモデリングが評価され、多くの自動車メーカーと提携してそのモデルカーを製造することに。
とにくブガッティ、マクラーレンとは強い関係があるようですね。
そして「ワンオフ」モデル製作を依頼することが可能であり、自動車メーカーがその顧客のために特別モデルを製作し贈呈したり、はたまたオーナー自らが別注することも。
よって、「うらやましい」コレクションを持っているスーパーカーオーナーのガレージには高確率でアマルガム製のモデルカーが置かれていたりします。
マクラーレン・スピードテール(1:8)に使用されるパーツは1000以上
そして今回、アマルガムは新製品である「マクラーレン・スピードテール」のプロモーション動画を公開していますが、これに使用されるパーツは1000以上。
動画ではまず、ボディパネルを構成するパーツ、そしてボディ本体を並べるところから始まります。
ホイールやハブ、ブレーキキャリパー、エアロディスク等が確認できますね。
そしてシートやドアパネル、ウインドウ類。
パーツはどんどん小さくなり、モールやスポイラー、グリル類。
な、グリルはエッチング仕上げのメタルパーツのようですね。
さらに基盤やLEDを見るに、ランプ類やインテリアの照明、メーターパネルも発光するものと思われます。
完成状態はこちら。
マクラーレン・スピードテールは最高速度追求型ハイパーカーであり、そのために各部の「段差」を小さくし、空気抵抗を極限まで減らしたクルマ。
1/8サイズとなると、様々なパーツ(ウインドウなど)の薄さも「1/8」で作る必要があり、そしてそれだけ薄いパーツを使用するとどこかにギャップが出そうではあるものの、アマルガムではそういったことは皆無。
そのマクラーレン・スピードテールの持つ特徴を見事に再現していますね。
VIA: Amalgam Collection