| VIP待遇っぷりがハンパない |
さて、パガーニ・ウアイラ・エルメスを所有し、さらにはブガッティ・シロン・エルメスの納車が控え、そのうえマクラーレン・スピードテール・エルメスも注文済みの大富豪、マニー・コシュビン(Manny Khoshbin)氏。
今回はエルメスへと出向き、エルメスのスタッフ、マクラーレンのCEOも交えて「どうエルメス仕様にカスタムするか」を協議する様子を動画にて公開しています。※すでにインスタグラムではその様子を公開済み
エルメスでの商談の様子はこんな感じ
そしてエルメス店内の(おそらくは)VIPルームにて、エルメスのスタッフに迎えられるマニー・コシュビン氏。
マクラーレンのスタッフも同行しています。
そしてエルメス、マクラーレンのスタッフ勢揃いの図。
そして「どんな仕様にするか」を協議開始。
おそらくはゼロベースからスタートしているといった感じで、マクラーレンの歴史からスタート。
マクラーレンといえばオレンジといった具合で、過去のマクラーレンの画像を見ながら話し合いが進められます。
ちなみにマクラーレンのコーポレートカラーはオレンジ。
これはマクラーレン設立者のブルース・マクラーレンがかつて自分の車(レーシングカー)をオレンジに塗っていたからことに由来しますが、この理由は正確にはわかっていないようですね。
ブルース・マクラーレンがレースを開始した当時、レーシングカーはそのチームが所属する国のナショナルカラーに塗られることが多く、しかしオレンジはイギリスのナショナル・レーシングカラーではないものの、彼の出身地であるニュージーランドを象徴するカラーだったという説も(ただ、ニュージーランドのナショナルカラー自体はブラック×シルバー)。
そしてもうひとつ、当時マクラーレンはスポンサー集めに苦慮しており、よってレースで一番目立つ色に車体を塗って出場することでスポンサーを獲得したかったという説も。
実際にマクラーレンはスポンサー獲得後、アッサリと別のスポンサーカラーにボディを塗り替えているので、オレンジにはさほどこだわりはなく、やはり「(スポンサー獲得のため)目立ちたかった」のかもしれません。
なお、このオレンジは正確にカラーコードが決められているわけではなく、そのオレンジはマシンによって「タロッコオレンジ」であったり「パパイヤオレンジ」であったり、いくつかのオレンジが存在する模様。
その後は内装の協議に入りますが、どうやらネイビーとホワイトに決まりそうな雰囲気。
なお、マニー・コシュビン氏はホワイト内装がお気に入りのようで、所有するマクラーレンP1の内装もホワイトですね。
そしてマニー・コシュビン氏は自宅でもコンフィギュレーターを仕様してあれこれとシミュレーションを行います。
こちらはマクラーレンらしいオレンジ。
ネイビーも捨てがたい模様。
インテリアはほぼネイビーとホワイトで決まりのようですが、その配色については悩み中。
ややコンビネーションを変更したバージョン。
VIA:Manny Khoshbin