| さすがに一人で4台もブガッティを所有する人は珍しい |
アメリカ西海岸在住の富豪にしてカーコレクター、マニー・コシュビン氏。
イランからの移民で、スーパーの床掃除とカート集め係からここまでのし上がったという人物です。
そして同氏は「ブガッティ・シロン・エルメス」のオーナーとして知られており、そのほかにもマンソリーによってカスタムされたワンオフのヴェイロン、そして3台のみが生産されたヴェイロン”レンブラント”のオーナーとしても有名ですね。
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一人でブガッティを4台も所有するのはレアケース
つまり同氏は現在3台のブガッティを持っているということになりますが、今回ここにプラスされたのが「4台目の」ブガッティ。
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| 普通に考えると似たようなクルマを3台持つことは理解し難い | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49892994148/in/datepost ...
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マニー・コシュビン氏はブガッティを「成功と達成のシンボル」だとみなしており、それこそがブガッティを購入する最大の理由だとしています(そして、それぞれに個性があるために複数台所有する意義がある、とも。このあたりブガッティの戦略が奏功している)。
そして今回購入したヴェイロンはこんな感じ。
2006年モデルでホワイトとブルーの美しい個体です。
そしてディーラーでヴェイロンを引き取っていざ自宅へ。
すでに3台もブガッティを所有しているので、運転も慣れたもの。
自宅に到着。
マニー・コシュビン氏が他に所有するブガッティはいずれもワンオフもしくは限定モデルとなっていますが、今回のヴェイロンは「通常ラインアップ」。
加えて走行距離23000キロくらいとけっこう走っている個体ですが、もしかすると「足代わりに、常に乗れるブガッティ」として購入したのかもしれませんね(ほかのブガッティは普段乗るにはあまりに希少すぎる。しかし、これだけブガッティが好きなのであれば、常に乗りたいという気持ちもあるに違いない)。
コレクターには様々なタイプが存在する
世の中には様々なカーコレクターが存在しますが、「様々なブランドの、様々なクルマを集める人」もいれば「同じブランドの、同じクルマばかりを集める人」も。
マニー・コシュビン氏はおよそ後者に該当する人だと見え、というのも所有するブランドが集中していたり、メルセデスSLRマクラーレンばかりを5台も保管しているため。
さらに言えば、自身のコレクションに「同じ色ばかり」を選ぶ人もいますが、同氏はそれぞれのクルマに合ったボディカラーや仕様を選ぶ傾向にあり、クルマやブランドの個性を重視しているように見えます。
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なお、ヴェイロンは現在価値が上昇中だとも報じられており、「今買っておけば、売るときに損をしない」という判断も(今回の購入には)あったのかもしれませんね。
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ただ、ブガッティはその維持費がとんでもなく高額なことでも知られ、マニー・コシュビン氏いわく「乗らなくても年間500万円くらい(1台で)維持費が必要」。
よって、さらにお金のかかるクルマが増えたということになりますが、得られる楽しみに比較すると「どうってことない」のでしょうね(だからこそ、4台目のブガッティを購入したのだと思う)。
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それでは動画を見てみよう
まずこちらが、今回マニー・コシュビン氏がブガッティ・ヴェイロンの納車を受ける動画。
これだけサクっと気負いなく、ヴェイロンを引き取って乗って帰る人も珍しい、と思います。
こちらは「なぜマクラーレン・セナを売ったのか」。
同氏はオプションに2800万円も突っ込んだセナをあっさりと売りに出していますが、その理由は「スピードテールが来るから」、そして「セナはサーキット走行にフォーカスしたクルマだが、自分は忙しくてサーキットに行く時間がなく、宝の持ち腐れだから」。
販売金額は明らかにされていないものの(マクラーレンの正規ディーラー経由で販売)、このセナはマールボロ仕様ということもあり、将来に渡って高い価値を発揮しそうですね。
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VIA:Manny Khoshbin