| それでもブガッティをガレージに4台も並べる男意気 |
さて、シロン1台、ヴェイロン3台、つまり合計4台のブガッティを所有するアメリカの富豪にしてカーコレクターのマニー・コシュビン氏。
今回はそのうちの一台、「世界に一台しかないマンソリー仕様のヴェイロン」のタイヤを交換するためにカーショップへとクルマを走らせています。
なお、同氏が他に所有するヴェイロンは「(世界の3台の)レンブラント」、シロンは「ワンオフのエルメス仕様」であったり、相当な希少車ということに。※残る一台は「足グルマ」として普通のヴェイロン
ちなみに同氏は動画にてクルマを紹介する際、着ている衣類をそのクルマのブランドやカラーに揃える傾向にありますが、今回もキャップやTシャツが「ブラックにゴールド(自身のブランドの製品)」。
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タイヤには耐用年数がある
まず動画にて、マニー・コシュビン氏はヴェイロンのタイヤをチェック。※腕時計はオーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショアクロノグラフのゴールドモデル
とくに溝は減っていないようですが、タイヤの製造年月日から10年ほどが経過しており、交換を考えているようですね。
なお、タイヤは使用しなくとも3~5年くらいで交換したほうがいいとされ、その理由としては「経年劣化」。
タイヤメーカーなどもこれを理由に「定期的な」交換を推奨しているようです。
そしてヴェイロンに乗り込んでエンジン始動。
エンジン始動後は機能チェックのためかリアウイングが展開し、「角度MAX」に。
このリアウイングはエアブレーキとしても機能しますが、ここまで立った状態だと、逆にフロントが浮いてしまいそう(フルブレーキングには多少のノーズダイブが生じると思われ、ちょうどバランスが取れるのかも)。
そして出撃。
さすがマンソリーならではの美しいカーボンファイバーが印象的。
その後はフリーウェイをぶっ飛ばすマニー・コシュビン氏。
このマンソリー仕様のヴェイロンには7年乗っているそうですが(一時、売りに出していたが取り下げた)、今でも新車に乗っているかのようなフレッシュな気分だと述べています。
出力は標準のヴェイロンに比較して「+109馬力」で、有り余るパワーにこの笑顔。
ちなみに燃費は「リッター1.27キロ」だそう。
その後はディーラーに到着。
北米特有の形態だと思われますが、正規ディーラーなのに「ランボルギーニやマセラティ、マクラーレン、アストンマーティンなどを一緒に売っている」パターンです。
ショールーム内に置いてあるランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオEVOに興味津々。
セールスマンは「レースに出るならチームを雇わねばならず、運営費用がかなりかかる」と説明しています。
そしてこちらは現在同氏が売りに出しているマクラーレン・セナ。
総額2800万円をかけてカスタムしたマールボロ仕様ですが、もうじきスピードテール・エルメスが納車されること、そしてセナをサーキットで走らせる時間がなく「宝の持ち腐れ」であることから売却を決意した、と以前に語っています。
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今回の動画では「タイヤ交換の費用」について語られていませんが、これまでの例からするに「400万円以上」はかかりそう。
その理由としては、ヴェイロンに使用されるタイヤとホイールは特殊な仕様を持つ専用品で、設計や構造そのものが一般車とは異なるため。
単にコンパウンドが異なるというだけではなく、そのためにコストが高くなっている、というワケですね。
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VIA:Manny Khoshbin