>マクラーレン(McLaren)

かつて日本人が所有していたマクラーレンF1が近代の自動車史上最高額の22億3350万円で落札される!ボディカラーは1台のみ製造された「クライトンブラウン」

2021/08/17

マクラーレンF1

| 製造から20年以上経過するも、走行距離は390km以内にとどまる |

2017年に負マクラーレンF1によって記録された18億円、2019年の20億円をも上回る

さて、オークション会社、グッディング&カンパニーがペブルビーチにて開催した競売にて、マクラーレンF1が20,465,000ドル(日本円で約22億3350万円)という驚異的な価格にて落札されることに。

この額はマクラーレンF1はもちろん、近代の自動車としては最高落札額となっており、事前の予想最高落札額の1500万ドルはおろか、これまでのマクラーレンF1の最高記録である1562万ドル(2017年)、マクラーレンF1 LMの1980万ドル(2019年)を超えています。

最初のオーナーは日本人!ワンオフのボディカラーを持つマクラーレンF1が競売に登場
【動画】最初のオーナーは日本人!ワンオフのボディカラーを持つマクラーレンF1が競売に登場。予想落札価格は最高で16億円

| マクラーレンは近代のクルマではずば抜けて高い価値を誇るクルマ | さすがに「ブラウン」のマクラーレンF1は見たことがない さて、8月にグッディング・アンド・カンパニーが開催するオークションにて登場 ...

続きを見る

かつてのオーナーは日本人

このマクラーレンF1のシャシーナンバーは029で、クライトンブラウンのボディカラーを持つ唯一のマクラーレンF1。

加えて走行距離わずか390km程度という低走行が今回の高額落札に結びついたものと思われます。

1995_McLaren_F1-Forest-2

なお、この390kmというのはこれまでに出品されたF1の中でも「最も」走行距離が少ない部類だとされており、タイヤも製造時にセットされたグッドイヤー・イーグルF1がそのまま装着されているようですね。

1995_McLaren_F1-Forest-10

このマクラーレンF1は日本のコレクターが長年保管していたものだといい、オリジナルの付属品(サービスブック、FACOM製ツールチェスト、チタン製ツールキット、オーナーズマニュアル、カスタムラゲッジセット、タグ・ホイヤー製ウォッチ)も全て揃い、マクラーレンF1が工場から出荷される際に添付されたドライビング・アンビション・ブックも付属する、とのこと。

1995_McLaren_F1-Forest-1

そして日本からアメリカへと輸出されることになり、しかしアメリカの新しいオーナーもずっとこのクルマを保管していたために走行距離が伸びないまま、そして相変わらずの新車コンディションを維持することとなった模様。

McLaren-F1-12

史上最高額を誇るマクラーレンF1のインテリアはこうなっている

そしてこちらは史上最高額を記録したマクラーレンF1のインテリア。

ライトブラウンとタンという珍しいカラーコンビネーションを持っています。

McLaren-F1-14

マクラーレンF1は1992年から1998年にかけて106台が製造され、そのうち64台がロードカー仕様。

”鬼才”ゴードン・マレーによる設計で、自然吸気の6.1リッターV12エンジンをミッドマウントし、最高出力618ps(461kW/627PS)、最大トルク650Nmを発揮します。

トランスミッションは6速マニュアル、駆動輪は後輪のみ。

McLaren-F1-13

とにかく最高の性能を実現するためにカーボンファイバー、ケブラー、チタン、さらには金などのエキゾチックな素材を(お金に糸目をつけず)ふんだんに使用したことで、約1,240kgという軽量な車体重量を実現し、空力的に最適化されたボディと相まって驚異的なパフォーマンスを発揮しており、その最高速は近年まで破られることはなく、「自然吸気」エンジン搭載車としては今でも最速の386.4km/hという記録を誇ります(アストンマーティン・ヴァルキリーに抜かれそうだが、ヴァルキリーはハイブリッドを積んでいるので、純粋なNAとしてはこのままずっと抜かれることはないのかも)。

McLaren-F1-15

なお、こちらは専用のラゲッジセット(内装色にあわせたライトタン)。

021-06-17 19.56.11

こちらはがタグ・ホイヤーの腕時計(非常に珍しい)。

021-06-17 19.56.24

マクラーレンは”F1”の最高速に敬意を表したハイパーカー「スピードテール」を発売していますが、F1の設計者であるゴードン・マレーは自身の会社「IGM(イアン・ゴードン・マレー)」よりT.50を発表しており、よってこのF1の後継と言えるクルマは「2つ」存在するということになりそうです。

マクラーレンF1設計者、ゴードン・マレーのコレクションが公開
【動画】マクラーレンF1設計者、ゴードン・マレーのコレクションが公開!T.50そして所有するクルマについて語る

| 所有するクルマの3/4が重量800kg以下 | さて、トップギアが「ゴードン・マレーのガレージ」を動画にて公開。ゴードン・マレーというとかのマクラーレンF1の設計者として知られ、ここ最近だとT50 ...

続きを見る

史上最高額のマクラーレンF1を紹介する動画はこちら

合わせて読みたい、マクラーレンF1関連投稿

世界に5台のみしか存在しないマクラーレンF1 LM
【動画】世界に5台のみしか存在しないマクラーレンF1 LM!自動車博物館がその細部を説明する

| ゴードン・マレーT.50はマクラーレンF1 LMを超えることができるか | さて、ピーターソン自動車博物館が「世界に二台」のみしか存在しないマクラーレンF1 LMを動画にて紹介。マクラーレンF1と ...

続きを見る

マクラーレンF1の真髄は「表から見えない部分」にあった
マクラーレンF1の真髄は「表から見えない部分」にあった!世界でもっとも詳しい、F1の取り扱い方法を紹介した動画が公開に

| マクラーレンF1はその細部に至るまでとことん考え抜かれていた | ここまで高い完成度を持つ工業製品もほかにない さて、これまでにもポルシェ911 GT1、メルセデス・ベンツCLK GTRの操作方法 ...

続きを見る

意外となかったなこのCG!マクラーレンF1をオープン化したデザイナー現る。「実は歴史に埋もれていた一台」といっても通用しそうだ
意外となかったなこのCG!マクラーレンF1をオープン化したデザイナー現る。「実は歴史に埋もれていた一台」といっても通用しそうだ

| マクラーレンF1は「レンダリングでも、実車でも」ある意味で「アンタッチャブル」 | ただしここまでよく出来たCGも珍しい さて、世の中にはスーパーカーのピックアップトラック化、ハイパーカーのSUV ...

続きを見る

参照:Gooding & Company

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->マクラーレン(McLaren)
-, , , , ,