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新型ミニJCW(ジョン・クーパー・ワークス)発表。専用の内外装に加えて「ゴーカートモード」を備え、見て楽しい、乗って楽しいクルマに

新型ミニJCW(ジョン・クーパー・ワークス)発表。専用の内外装に加えて「ゴーカートモード」を備え、見て楽しい、のって楽しいクルマに

| 新型ミニは「細かいところが変わっているものの」全体的には紛れもないミニである |

ミニのデザイナーは本当にいい仕事をしたと言っていいだろう

さて、ミニがピュアエレクトリック化された新型ミニクーパーS Eに「ジョン・クーパー・ワークス(JCW)」を追加。

新世代のJCWは従来とはポジションが異なっていて、それは新しいミニにおけるJCWは「ミニクーパーS Eのバリエーションのひとつ」に過ぎず、これまでの「ジョン・クーパー・ワークスといった独立したモデル」ではないということで、基本スペックそのものはベースとなるミニクーパーS Eと同一となっています(もしかすると今後、独立したJCWモデルが追加される可能性も否定できない)。

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ミニ史上もっともミニマリスト。新型ミニクーパーSは「カリスマ的シンプル」を追求、一方で「ゴーカートモード」を装備し走りもアピール
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新型ミニクーパーS E ジョン・クーパー・ワークスはこんなクルマ

上述の通り、今回のミニ・ジョン・クーパー・ワークスはミニクーパーS Eのコスメチューンに近く、よって「218馬力のエレクトリックモーター、54.2kWhのバッテリー、0-100km/h加速6.7秒、満充電あたりの航続距離402km」というところはミニクーパーS Eと同一です。

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一方でミニクーパーS Eと異なるのは「GO-KARTモード」を備えることで、これをアクティブにするとディスプレイとインテリア照明がアンスラサイト・レッドへと変化し、特別なGO-KARTサウンドを発するほか、アクセルペダルのスロットル・レスポンスが最適化され、スポーティなドライビング体験がさらに高まるのだそう(パフォーマンスに変化はないようだ)。

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そこでこの「ミニクーパーS E ジョン・クーパー・ワークス」について掘り下げてみると、ミニいわく「1960年代のモンテカルロ・ラリーでの3度の優勝を含む数々のレースで成功を収めたMINIのモータースポーツの遺伝子を、細部に至るまで強調した」仕様を持っており、MINIブランドの責任者であるシュテファニー・ヴルスト氏によれば「新しいジョン・クーパー・ワークス・トリムのオール・エレクトリックMINIクーパーSEは、アイコニックなデザイン、伝説的なパフォーマンス、持続可能なモビリティへの情熱を兼ね備えています。このクルマは、効率性とドライビング・プレジャーの典型です」。

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フロントとリアには印象的なディフューザーが標準装備され、ちょっとアグレッシブな印象に。

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なお、全体的に(現行モデルに対して)スリットが追加されることでデザインに立体感が出たようにも感じられます。

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なお、こういった「二本の平行な線」は新型ミニクーパーS E ジョン・クーパー・ワークスのデザイン的特徴でもあるようで、ヘッドライト内部のデイライトランニングランプの発光グラフィックにも採用されていることからも重要度が理解できるかもしれません。

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ボンネット上のストライプも新しい「粗密なチェッカーフラッグ」に。

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グリル・サラウンドとロゴはハイグロス・ブラック仕上げ、そしてコントラストを効かせたルーフとチリ・レッドのミラー・キャップが視覚的なハイライトとなっているほか、ウイング形状も大きく変更され、デザイン的にリアディフューザーとマッチするように配慮されています。

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ジョン・クーパー・ワークスのロゴは一新され、しかし伝統的な赤、白、黒の配色とシンボライズされたチェッカーフラッグによって特に際立つことに。

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ホイールは10本のスポークを持つ「ラップ・スポーク2トーン・デザイン(18インチ)」。

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ブレーキキャリパーも大型化されているそうですが、画像からはちょっと確認が難しいようですね。

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通称「スパイダーマン」テールランプはマトリクス配光を持っており、リアバンパー下部に位置するリフレクターとともにロー&ワイド感を強調しているようにも。

なお、左右テールランプ間にあるモデル名は「COOPER S」のままなので、やはり今回発表されたジョン・クーパー・ワークスは「(ほぼ)見た目を変えるだけ」ということなりそうです。

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新型ミニクーパーS E ジョン・クーパー・ワークスはこんなインテリアを持っている

なお、新型ミニはその外観よりもインテリアにおける変更が大きいと認識しており、「センターメーター」という構造を踏襲するものの、全体的な素材、そして雰囲気が大きく変わっており、シンプル、ミニマル、そしてクリーンに。※全体的に凹凸や段差が減っている

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シート形状はJCW専用で、合成皮革(ミニは本革不使用へと動いている)に赤いステッチ、ショルダー部分にはマルチカラーのニット素材。

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背もたれセンターには新しいJCWのシンボル。

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なお、ニット素材はあちこちに使用されており、ダッシュボードやドアインナーパネルにも。

この採用によって「デザイン性を向上させつつもコストを圧縮」できたものと思われますが、そのほかにもリサイクル性の向上、カスタマイズ性の拡張など様々なメリットがあるものと思われます。

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そして新型ミニの内装における特徴のひとつがこの「ベルト」。

様々な素材が使用され、ダッシュボードやステアリングホイールに・・・。

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シート、そして・・・。

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アームレストにも。

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内外装から受ける印象が大きく変わっているものの、全体的には「紛れもないミニ」であり、新任デザイナーのオリバー・ヘイルマー氏はなかなかにいい仕事をしたと考えて良さそうですね。

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参照:MINI

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