| Google役員へ”フェラーリカラー”のドーンが納車 |
Google役員、ベンジャミン・スロス氏のもとへ新しいロールスロイス・ドーンが納車。
グレードは「ブラックバッジ」で、ロールスロイスによって特別にカスタムされた一台となり、これは先日ロールスロイスがペブルビーチ(コンクール・デレガンス)へと持ち込んだ車両のうちの一台ですね。
なお、ペブルビーチではロールスロイスのトルステン・ミュラー・オットーヴォスCEO自らがこの車両を紹介したとされ、ベンジャミン・スロス氏がいかに重要な顧客であるかがわかります。
夫婦揃って黄色好き
ベンジャミン・スロス氏はカーコレクターとしても有名で、夫婦揃ってフェラーリの「XXプログラム」に参加していることでも知られる人物。
本人は599XX EVOをドライブしており、
夫人(クリスティーンさん)のほうはなんとFXX K。
いずれの車両も「イエロー」で、夫人はXXプログラムにて走行する際に車体と同じイエローのレーシングスーツを着用する姿が目撃されており、夫婦揃ってイエロー好き、ということになりそうですね。
なお、今回のドーンに用いられているイエローのカラー名は「スーパーフレア」、ブラックに見えるツートン部分は濃いネイビーで「パイクスピーク・ブルー」。
もちろんベンジャミン・スロス氏のためのオリジナルカラーとのこと。
インテリアも外装同様のカラースキームが用いられ、ネイビーとイエローレザーにブラックのトリムが特徴的。
ネイビー部分のステッチにはイエローが用いられています。
ホイールはアルミとカーボンとのコンビ素材で、カラーはブラックに切削加工、そしてイエロー(スーパーフレア)のライン入り。
下の画像を見ると、グリルフレームはブラック、そしてフードの「ブラックに見える」部分が実はネイビーであることもわかりますね(境界線を見ると色味の差がわかる)。
なお、「すべてのパーツをペイント」ではなく、スピリット・オブ・エクスタシーのベース部分やボンネット上の加飾、ドアハンドルなどをクローム仕上げとしているのはさすがとしか言いようがなく、これらが上品さを演出しているようです。
なお、夫妻はすでに別のロールスロイス・ドーンを所有し「日常の足」として乗っているそうですが、よほどドーンを気に入ったと思われます。
たしかに「一度ロールスロイスに乗ると、他のクルマにはもう乗れない」という話を聞きますが、それだけ素晴らしい魅力を持つクルマだと言えそうですね。