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ブガッティ・シロンが納車された全数に対しリコール届出。なおヴェイロンは過去に2度リコールあり

2017/12/15

内容はフロントシートリクライナー


かなり珍しい、ブガッティのリコール。
納車された「シロン」全数となる47台を対象にリコールを届け出ていますが、内容としては「フロントシートのリクライナーブラケットの溶接不備」。
ブガッティによると全てのオーナーに対して検査のため最寄りのブガッティ・ディーラーへと持ち込んで検査をするように告知済み、とのこと。

問題があればシート丸ごとの交換に

万一問題が発見された場合はシートをまるごと交換することになるそうですが、シロンのシートは車両の内装カラーそれぞれに合わせて制作した「オーダーメード」のようなものであり、生産までに時間がかかりそう。

こういった少量生産の特殊な車の場合、他の量産車とは異なる構造や素材を用いることも多く、よって「思わぬ」トラブルが出ることがあるようで、ポルシェ918スパイダーは過去に5度、ブガッティ・ヴェイロンは2度のリコール経験あり。
ただしこれらは「性能が性能だけに」通常の車ではあまり問題にならないようなところでも「念には念を入れて」リコールを行なっている可能性があり、逆に「ちゃんとメーカーとしての責任を果たしている」とも言えそうです。

なおメーカーによってもリコールの多い少ないという傾向があって、ランボルギーニやフェラーリはかなりリコールが少ないメーカー。
国産だとトヨタやホンダはリコールが少なく、車種や販売台数の多さを鑑みると「かなりしっかり品質を管理している」とも言えます。
反面、マツダやスバルは車種や販売台数の割にリコールが多く、「リコール率」だとトヨタの7倍、という数字に。

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