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マンソリーがなんとブガッティ・シロンの内外装をフルカスタム!外装は鍛造カーボン、内装はアルカンターラ

2019/03/10

ブガッティ・シロンに手を入れることができるチューナーはそういない

過激なカスタムカーを発表することで知られるマンソリーですが、今回はなんとブガッティ・シロンのカスタムを発表。
シロンは新車価格が3億円近く、購入する人も「購入時にブガッティにカスタムを依頼」つまりオーダーメイドにて注文するため、カスタム需要が非常に少ない(そもそも台数が少ない)クルマ。

そもそもこのクルマに手をつけるチューナー自体もそうそうないと思われ、しかしマンソリーはそこを「やってきた」ということに。

その名は「マンソリー・センチュリア」

マンソリーは自社のチューニングカーになんらかの名称を付与することで知られますが、今回のシロンについては「センチュリア(Centuria)」という名称が与えられています。
まず目を引くのは昨年のジュネーブにて公開された「フォージッド(鍛造)カーボンファイバー製」のパーツですが、これは昨年のジュネーブ・モーターショーにてマンソリーが発表したもの。

これらカーボンパーツについては、表面がマーブルのように見えることが特徴で、フロントフード、フロントバンパー、サイドステップ、ルーフ上のエアインテーク、リアウイング、リアディフューザー、フロントフェンダー、ヘッドライトサラウンド等に使用。

さらにテールパイプは新形状の「クワッド」に改められており、ディフューザーはじめエアロパーツのエッジにはライトブルーがアクセントとして用いられています。

エンジンカバーもマンソリーのオリジナル。
世界には様々なチューナーが存在しますが、シロンをここまで弄れるのはマンソリーのみかもしれませんね。

なお、この鍛造カーボンは知らない人が見ると「汚れている」ようにしか見えず、そのためあまり人気がないのか、ランボルギーニにおいてもあまり拡大採用が進まず、普通の「織り目のある」カーボンパーツがオプションで設定されるけーすも(価格は鍛造カーボン、通常のカーボンともに変わらない)。

ボディサイドのエアロパーツはかなり大きく、フロント~サイド~リアと連続する流れを持っている模様。
ホイールには「エアロカバー」が装着され、この形状はランボルギーニ・ヴェネーノに近いもの。

リアウイングは「2段」重ねを採用。

ドアミラーも鍛造カーボン製、そしてフロントフェンダー上にはエア抜きのためのルーバーが内蔵されています。

マンソリー・センチュリアのインテリアはこうなっている

こちらはマンソリー・センチュリアのインテリア。
ほぼ「全張替え」といったレベルですが、ボディ同様にネイビーをベースにライトブルーのアクセントが入ります。

ライトブルー部分はアルカンタラ地が使用される部分、パイピングが使用される部分、そして刺繍が入る部分など多種多様。
ニーパッドには「Centuria」の刺繍入りですね。

おそらく全体では相当なカスタム費用がかかっていると思われますが、シロンの車両本体価格に比べると「微々たるもの」かもしれません。

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