| この人の場合は他にも乗るべきクルマが多すぎるのだと思われる |
さて、ブガッティやケーニグセグ、その他数々のスーパーカー/ハイパーカーを所有するアメリカの富豪、マニー・コシュビン氏。
同氏は「シロン・エルメス」「マンソリーチューンのヴェイロン」「ヴェイロン・レンブラント」「(普通の)ヴェイロン」の4台を所有していますが、「なぜブガッティを日常的に乗っている人が少ないのか」という視聴者の問いに対する答えを動画にて披露しています。
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| 普通に考えると似たようなクルマを3台持つことは理解し難い | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49892994148/in/datepost ...
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なぜブガッティを日常的に乗る人が少ないのか
そこでこの動画の内容について見てみたいと思いますが、その5つの理由は下記の通り。
1.燃費が悪い
まずは燃費について触れており、ヴェイロンだとなんと「リッター1.27キロ」という驚くべき数字。※シロンの場合は公称値で3.82キロ/リッター
たしかに、ヴェイロンが発売された当初は「あまりのガソリンの減りの速さに常識が追いつかず」多くのオーナーがガス欠を起こしてしまったと言われていますね。
ただ、ブガッティを購入する人にとっては「ガソリン代」は問題ではなく、問題なのは「頻繁に給油する手間」なのだと思われます。
マニー・コシュビン氏は「遠出すると、ヴェイロンに指定されている、オクタン価100のガソリンを売っているスタンドを見つけるのが困難」だとも述べており、色々な苦労がある模様(日本だとレギュラーはオクタン価89以上、ハイオクは96以上なので”ハイオク”でOKなのだと思われるが、アメリカで通常売られているのはオクタン価91であり、オクタン価100はそれほどメジャーではない模様)。
2.メンテナンスコストが高い
そして次はメンテナンスコスト。
「ブガッティ乗っててケチくさいこと言うなよ・・・」と思ってしまいがちですが、ヴェイロンのタイヤは4本で約400~450万円。
しかも、これもやはり正規ディーラーではなくては対応できず、タイヤ交換となると相当な手間とコストを要求されることに(タイヤ交換2回に一回はホイールの交換も必要になり、また数百万円の出費が必要)。
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ちなみにシロンではタイヤの価格がぐっと下がっており、交換についても「そのへんのタイヤショップで可能」だと言われます。
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現在はタイヤの性能が向上したためか、ちょっとインターバルが長くなり、ブガッティは「最低でも4年に一回」のタイヤ交換を推奨しているそうですが、もし毎日乗れば「毎年」の交換が必要になるのは間違いなく、となるとお金と時間を大きく取られることになりそうです。
ちなみにオイル交換は一回あたり250万円前後が必要になり、これも使用頻度が高くなれば交換サイクルが早くなるわけですね。
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3.修理費用が高い
そしてブガッティは一つ一つのパーツの素材価格や加工精度が高く、そのコストも「高め」。
よって、ちょっとしたダメージでも「クルマ一台分」の金額があっという間に飛んでゆく模様。
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4.誰にでも買えるわけではない
これは当然の理由でもあり、「毎日乗る人が居ない理由」というよりは、「そもそも個体数の少ない理由」だと言えるかもしれませんね。
5.実用性を欠いている
こちらも「もっとも」であり、マニー・コシュビン氏いわく「人数も乗らず、当然子供の(学校への)送迎にも向いてない。足回りも硬くてうるさく、周囲の注意や警察の注意を惹いてしまう」とのこと。
ブガッティを「毎日乗る人がいない」理由を述べる動画はこちら
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