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「世界最速のクルマ」、ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+が競売に登場し7億円で落札!その細部を見てみよう

「世界最速のクルマ」、ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+が競売に登場し7億円で落札!その細部を見てみよう

| 限定台数30台のハイパーカーだけあってかなりの高額落札となったようだ |

おそらくブガッティ各モデルの価値が下がることは永遠にないだろう

さて、ブガッティはシロン・スーパースポーツ300+(のプロトタイプ)にて時速490キロという市販車最速記録を達成し、それを記念して30台のみを発売していますが、今回そのうちの一台がRMサザビーズ主催のオークションへと出品され、4,195,625ポンド(約7億円)という価格にて落札されることに。

なお、この時速490キロ(304.773mph)というのはギネス記録ではなくTUVの認定によるものですが、それでも第三者機関が認めた記録としては現時点で「世界最速」です。

【動画】新型ブガッティ・シロン”スーパースポーツ300+”プロトタイプが490km/hを記録し公式に「世界最速のクルマ」に!ケーニグセグの446km/hを大きく更新

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ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+はこんなクルマ

そこでこのブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+を見てみたいと思いますが、このクルマは低抵抗と高速安定性を追求した先進のエアロダイナミクスを備え、それまでのシロンとは根本的に異なるもの。

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シロン・スーパースポーツ300+のフロントコーナーには専用の「エアカーテン」が設置され、高速走行時の空気圧を低減し、気流を各側面に沿って誘導します。

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加えてホイールアーチのアウトレットは抗力を低減してマイナスリフトを発生させ、標準のシロンより25センチメートル長い「ロングテール」は空力的な流れを補助し、車両後方の低圧域を低減し、ディフューザーによってダウンフォースを発生させることに。

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シロン・スーパースポーツ300+のボディは軽量化のためにエクスポーズド・カーボンファイバーによって成形されており、各部には特別な仕様も見られますが、これは(おそらく)ブガッティEB110にインスパイアされたと思われるエアアウトレット(EB110では同様の形状が、Cピラー上にインテークとして採用されている)。

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カラーリングは30台全てが「カーボン・ブラックにジェット・オレンジ」。

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なお、ほかのシロンとは異なり、マカロンエンブレムが「ブラック仕様」へ。

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リアの「EB(エットーレ・ブガッティ)」エンブレムもブラック。

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リアディフューザーもかなり後方へと突き出したデザインです。

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テールパイプは3Dプリンタによって製造されたチタン製。

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ブガッティは自動車業界で唯一「3Dプリントされたチタンパーツ」を採用。各モデルの”3Dプリンテッド”テールパイプを見てみよう

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ホイールはマグネシウム製ですが、空気抵抗削減のためか、ほかのシロンとは異なってホイールボルトが露出しないよう「カバー」が装着。

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ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+のインテリアはこうなっている

インテリアはアルカンターラ、ブラック・カーボン、レザー素材を中心とし、ジェット・オレンジを強調したベルーガ・ブラックがベースです。

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ニーパッドには「CHIRON SUPRTSPORT 300+」の刺繍。

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ヘッドレストにも同様の刺繍が入り、ハーネスホールはジェットオレンジ。

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スイッチやコマンダー類は他のシロンが「アルミニウムのポリッシュ」仕上げを持つのに対し、シロン・スーパースポーツ300+ではブラックアルマイト仕上げ。

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センタートンネルには、シロン・スーパースポーツ300+のプロトタイプが世界最高速を記録した日付、そして速度、ドライブを担当したブガッティのテストドライバーにしてル・マン・24時間レース優勝経験のあるドライバー、アンディ・ウォレス氏のサイン。

ちなみにこの速度を記録したのはフォルクスワーゲンの所有するエハラ・レシエンテストコースにて。

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ルーフはオプションの「スカイビュー」。

ルーフが3センチ高くなるので、背の高いドライバーに向いていると言われていますね(ガラスはエレクトロクロミック仕様なので、自由に濃度を変更できる)。

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今回出品された個体はは、ロンドンを拠点とするブガッティ正規ディーラー、H.R.オーウェンを通じて注文され、新車時からコレクションとして保管されていたもの。

当初の注文日は2019年12月で、納車はは2022年1月と記されています。

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参照:RM Sotherby's

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