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アウディが「ブラックとゴールド」「マットとグロス」を使用したゴージャスなR8「Decennium Edition」を発表。V10エンジン10周年記念モデル

2019/03/01

アウディがこのカラーのホイールを使用するのは「初」

アウディがR8に対し限定モデル「Decennium edition(ディッセンニウム・エディション。Decenniumは”10年”の意味)」を設定。

これは「V10エンジンの10周年記念」としての位置づけで、というのもアウディR8は2006年登場ながらも「当初はV8のみ」となり、V10モデルが登場したのは2009年ということを鑑みて。

AUDI R8 Decenium Editionは「ゴージャス」な仕上がりに

このDecenniumu Editionが設定されるのはR8「クーペ」のみで、ボディカラーはデイトナグレー、ホイールは「マットブロンズ」。
なお、アウディR8にマットブロンズもしくはこれに類するカラーのホイールが設定されたのは「はじめて」なので、いかにこのモデルが特別であるかもわかりますね。

さらにエンジンのヘッドカバーも「ブロンズ」へと変更されており、これは同じV10エンジン(出力は異なる)を積むランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ同様のフィニッシュ。

エンジンベイにはカーボンファイバーが使用され、ゴールドのカバーと相まってゴージャスな雰囲気を出していますね。

加えてフロントスポイラー、サイドステップ、リアディフューザーはグロスブラック仕上げとなり、サイドブレードやドアミラーはグロス仕上げが施されたカーボンファイバー。

エンジンルーム同様、「マット仕上げのブロンズ」「グロス仕上げのカーボン」との組み合わせがなんともいえない豪華さを出しているようです。

AUDI R8 Decenium Editionのインテリアもやっぱりゴージャス

そしてアウディR8 Decenium Editionの内装もやはりブラック×ゴールド×カーボン。

メインはブラックレザーにブラックアルカンターラですが、シートサイドに入るステッチは「ゴールド」。
シートのセンター部分にはダイヤモンドステッチが入ります。

シフトレバーのブーツに入るステッチは「ゴールド」。
一方でセンターコンソールのステッチは「ブラック」が使用され、レザー/アルカンタラ同様、部位によって使い分けがなされているようですね。

ステアリングホイールのステッチはゴールドで、グリップ自体はアルカンターラ巻となるものの、12時位置にはブラックレザーのセンターマーク入り。
センターマークは通常「目立つ色」で挿入されるものですが、このあたりはアウディの美点でもある「奥ゆかしさ」を反映していて、かつ「グロスとマット」というコントラストを主張したかったのかもしれません。

なお、ステアリングホイールのセンターパッドもレザー巻きで、この部分のステッチは「ブラック」。
ちなみにセンターパッドをレザー巻きにするとかなり高級感が増すと考えているのですが、ランボルギーニはオプションでも「センターパッドレザー巻き」の設定がなく、時々「自分で(ショップに依頼して)張り替えるか」と考えることも。

キックプレートはグロス仕上げのカーボン製で、ステンレス部分には「DECENNIUM」のロゴ入り。

ドアを開くと、これも「DESENNIUM」ロゴ、シリアルナンバーがLED」プロジェクターにて表示されます。

アウディR8 DECENNNIUMU EDITIONはプロジェクターが示すとおり222台の限定モデルで、エンジンはもちろん5.2リッターV10。
出力は620馬力、0-100キロ加速3.1秒、最高速度は331km/hを誇るスーパーカー。

日本での発売や価格は未定ですが、欧州での価格は限定台数にかけた「222,000」ユーロだとアナウンスされています。

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