なぜポルシェはジュネーブでカイエン・クーペを発表しなかったのか
フォルクスワーゲングループが毎年恒例のメディアカンファレンスを開催し、「今後登場するニューモデル」について言及。
現在フォルクスワーゲングループは「フォルクスワーゲン」を筆頭に「アウディ」「ベントレー」「ポルシェ」「ブガッティ」「ランボルギーニ」を擁し、その他にも「セアト」「シュコダ」「ドゥカティ」、商用車として「スカニア」「マン」を保有する巨大企業(自動車生産台数は世界一)に成長しています。
そして今回のカンファレンスで確認できるのはニューモデルの他、(上の画像にある通り)タイカンの市販モデルと思われる車両。
これはミッションEとも異なり、しかしミッションEともクロスツーリスモ風のフロントを持つものの、車体後半がワゴン形状ではなく、よって「タイカン」だと考えてよさそう。
そのデザインがかなり独特であること、そしてけっこうコンパクトなこともわかりますが、フォルクスワーゲングループの他のブランドのクルマがどんどん「角ばって」「ウインドウ面積が小さくなってきている」のに対し、ポルシェ・タイカンはまったく異なるデザイン的アプローチを持っているようですね。
ポルシェ・カイエン・クーペは間もなく発表?
そしてさらに驚くのは、ポルシェ・カイエンクーペが「3月に」発表されるともコメントしていること。
つまり今月に発表されるということになり、これはけっこうな衝撃ですね。
そのほか、フォルクスワーゲンからはさらにSUV(5シーターのBセグメント)、アウディからQ3スポーツバックが登場する模様。
このQ3スポーツバックは「Q4」としてスパイフォトが出回った車両なのかもしれません。
420馬力と言われるアウディ「RS Q4」プロトタイプがはじめて目撃。すでに高い完成度を持ち、間もなく発表か?
そしてベントレーからは新型フライングスパーの発売が予定され、これもスパイフォトがすでに出回っているモデルでもありますね(プラグインハイブリッドがラインナップされる可能性が高い)。
フォルクスワーゲンからは「ボーラEV」が登場するようですが、なんと言っても待ち遠しいのは新型ゴルフ(ゴルフ8)。
しかしながらこの場では言及されていないようで、となるとゴルフ8の発表は「直近では行われない」ということなのかも。
当初の予定では6月から生産を開始すると言われていたものの、最近のウワサでは「9月のフランクフルト・モーターショーで発表」と言われ、発売がずれ込んでいる、ということなのかもしれませんね。
VIA:Volkswagen