
| いかにチューンしたといえど、GT-Rは登場から10年が経過している |
この記事のもくじ
さて、Carwowが「日産R35 GT-R、ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ、アウディR8」とのドラッグレースを動画にて公開。
なお、この中ではGT-Rのみが英リッチフィールドによってチューンされており、その出力は670馬力にまで向上しています。
このリッチフィールドはECUのみで容易にパワーアップさせることを信条としており、ポルシェ911(992)、トヨタGRスープラ等のチューンをいちはやく手掛けたことでも知られます。
-
-
英チューナー、リッチフィールドが「OBDポートにポンと挿すだけ」で426馬力にまで新型スープラの出力を向上させることに成功!スープラのチューニング市場はどんどん充実
続きを見る
3車とも「4WD」という特徴があるが
日産R35 GT-R、ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ、アウディR8に共通するのは「4WD」ということ。
ただしエンジン搭載位置についてはR35 GT-Rがフロント、ウラカン・ペルフォルマンテ、R8ではリアミッド。
トランスミッションはGT-Rが6速DCT、ウラカン・ペルフォルマンテとR8が7速DCTとなっています。
なお、エンジンについてはGT-Rが3.8リッターV6ツインターボ、ウラカン・ペルフォルマンテ(640馬力)とR8(600馬力)は自然吸気5.2リッターV10を採用。

ただし重量については大きく異る
ただし決定的な相違は「重量」。
まずランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテは1,382kg。
ただしこれは「乾燥重量」だと思われるので、実際には1,500kg前後だと考えるのが妥当です。

-
-
参考ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの登録完了!公称値では重量1389kg→実際の重量は1600kg。この差はいったい何?
続きを見る
対するアウディR8は1,650kg。
アウディR8はランボルギーニ・ウラカンと多くを共有しますが、ホイールベースが延長されていること、快適性向上のために防音・遮音に関する装備が追加されていることから重量は重め。

そしてR35 GT-Rは1,750kgとヘビー級。

実際にGT-R、ウラカン・ペルフォルマンテ、R8がゼロヨンを走ったらこうなった
そして実際にGT-R、ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ、アウディR8がドラッグレースを走った結果ですが、タイムで言えばウラカン・ペルフォルマンテが10.5秒、GT-Rが10.9秒、R8が11.0秒。
やはりパワーウエイトレシオに優れるウラカン・ペルフォルマンテの勝利という結果に終わっていますが、いかにチューンしているといえど、R35 GT-Rは登場から10年が経つクルマということを鑑みるに、「かなり」優れたパフォーマンスではないかと思います。

GT-R、ウラカン・ペルフォルマンテ、R8がゼロヨンを走る動画はこちら
あわせて読みたい、ドラッグレース関連投稿
-
-
「世界で最も豪華なドラッグレース動画」第10弾!数々のハイパフォーマンスカーがトーナメントを勝ち上がり、最終戦はフェラーリF8トリブートとポルシェ911ターボSの一騎打ち
続きを見る
-
-
【動画】実際に競ってみたらこうなった!フェラーリ488ピスタ、ランボルギーニ・アヴェンタドールSV、マクラーレン720Sのドラッグレース
続きを見る
-
-
【動画】フェラーリ488ピスタはじめランボルギーニ、マクラーレン、ポルシェのハイパフォーマンスモデルが加速を競う”究極のドラッグレース”
続きを見る
参照:carwow