| やはりアウディTTにおいても最新のクルマが最良である |
アウディTTは初代から25年間、基本的なパッケージングは変わっていない
さて、Carwowが3世代に渡るアウディTTのハイパフォーマンスモデル合計4台をドラッグレースで競わせる動画を公開。
アウディTTは1999年にその斬新なスタイリングとともに登場していますが、その後2代目(8J)、3代目(8S)へと続き、そしてついに今年には生産を終えようとしています。
現在多くの国や地域では「RS」モデルの販売が終了し、残るスタンダードモデルもじきその生命の灯火が消えようとしているという状況でもあり、そして今のところアウディは「TTの役目は終わった」として後継モデルについては考えていない、とも言われていますね。
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3世代のアウディTT「ハイパフォーマンスモデル」はこんな顔ぶれ
そこで今回ドラッグレースに参加するメンバーを見てみると、まず初代だと「240馬力と320Nmを発生する1.8リッター4気筒ターボエンジンを搭載した」バージョンが参戦し、こちらのトランスミッションはマニュアル、そしてもちろん駆動輪は4輪です(車重は1,416kg)。
そして2003年には3.2リッターV6エンジン搭載モデルが追加され、こちらは250hpと320Nmを発生し、トランスミッションはオートマチック、駆動方式は4WD、そして最も大きなエンジンを積むことから車重は(今回の4台ではもっとも重い)1,520kg。
そして2代目になると2.5リッター5気筒ターボを搭載し340馬力と450Nmを発揮する「TTRS」が登場し、こちらのトランスミッションはマニュアル、そして駆動方式は4WD、車体重量は1,450kg。
3代目TTRSは2代目TTRS同じく2.5リッター5気筒ターボエンジンを搭載し、しかしさらに強力な「最高出力400hp、最大トルク480Nmを発生し、こちらのトランスミッションは7速DSG、そして駆動方式は4WD、車体重量は1,475kg。
実際に3世代、4台のアウディTTがドラッグレースを走ったらこうなった
そこで実際にこの4台が走ってみた結果ですが、スタート時点で大きく飛び出したのは2代目TTRSそして3代目TTRS。
ただしその後は3代目TTRSが大きく伸びて12.1秒でゼロヨンを駆け抜けます。
そして次は3代目TTRSの12.7秒。
初代TTの240馬力版は15.5秒。
初代TTのV6版は15.6秒。
このV6版について、もう少し速く走ってもよさそうには思えますが、やはり重量が結果に影響したのかもしれませんね。
3世代、4台のアウディTTがドラッグレースを走る動画はこちら
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参照:carwow