CARFECTIONがホンダNSXとアウディR8 V10プラスとを実際に試乗/テストを行い、その様子を動画で公開。
いつも丁寧に解説してくれるのがCARFECTIONの特徴ですが、走りだけではなく細部の様子も動画で見せてくれています。
アウディR8、ホンダNSXとも同様にミドシップ4WDレイアウトとなりますが、NSXについてはその先進性について高く評価していますね。
対するアウディR8については、まだ登場して2年めにも関わらず「オールドスクール」と表現されており、それだけNSXは進んでいるのか、と考えたり。
NSXはそのコーナリングが異次元だとよく評されますが、アウディR8も相当に高いレベルの性能を持っているはずで、しかしNSXはそれを「古い」と感じさせるほどのレベルである、ということですね。
ただ、実際に運転している様子を見ると、やはりアウディR8の方が楽しそうであり、それは背後で「炸裂」する自然吸気V10エンジンの刺激によるものと考えられます。
なお両車のスペックは下記の通り。
価格 2456万円
エンジン型式 V10 5.2リッターNA
エンジン出力 610馬力
最高速 時速330キロ
0-100キロ加速 3.5秒
駆動方式 4WD
トランスミッション 7速デュアルクラッチ
重量 1670キロ
ホンダNSX
価格 2370万円
エンジン型式 V6 3.5リッターツインターボ
エンジン出力 581馬力（システム合計）
最高速 時速307キロ
0-100キロ加速 3秒
駆動方式 4WD（フロント：モーター、リア：ガソリンエンジン）
トランスミッション 9速デュアルクラッチ
重量 1725キロ
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AUTOCARによる、サーキットにてマクラーレン570S、ポルシェ911ターボS、アウディR8V10プラスをテストした動画。
マクラーレン570Sは570馬力でミドシップ後輪駆動、アウディR8V10プラスは610馬力でミドシップ4WD、ポルシェ911ターボSは580馬力でリアエンジン、4WD。
タイムはマクラーレン570Sが42.710と一番速く、次いでポルシェ911ターボSの42.950。
最後はアウディR8の43.680という結果に。
なおテスターはポルシェ718ケイマンの動画試乗レビューと同じですが、ケイマンの時のテンションの低さに対し今回のテンションの高さとの乖離が面白いですね（ケイマンはその雰囲気の通り評価が良くありませんでしたが）。
オートカーによる、ホンダNSXとマクラーレン570Sとの比較動画レビューが到着。
さすがに英国メディアらしく、かなり真面目に両者を比較しており、テストコースにおいてもラップタイムやGフォースなど各種データをもとに論じています。
なお英国では両者の価格は「ほとんど同じ」で、直接の競合となるようですね。
両者のスペックは下記の通り。
出力・・・NSX=573馬力、570S=562馬力
トランスミッション・・・NSX=9速DCT、570S=7速DCT
重量・・・NSX=1770キロ、570S=1445キロ
価格（日本）・・・NSX＝2370万円、570S＝2556万円
日本だと価格的に近いのは「540C」のほうとなりますが、動画だと数値での比較を見る限り、全てのデータにおいて「わずかづつ」マクラーレン570Sのほうが優れる数値に。
ただ、幾つかの動画ではランボルギーニ・アヴェンタドールを加速勝負で下したりしているので、条件次第ではNSXとはかなりの速さを発揮するのかもしれません。
オフィシャルの数字上では「とりわけ優れた」ところがないNSXですが、となるとあとは「ドライブフィール」がどうなのか、ということになりますね。
つまり運転していて楽しいかどうかということですが、おそらくはそこを判断できる機会は訪れないだろうと思われるのが残念。
NSX開発時にエンジニアは「フェラーリの楽しさ」を掲げてはいるものの、やはり実際に自分で確かめないとなかなか購入に踏み切れないのが実情です。