日産R35GT-R(2017年モデル)とアウディRS6との加速勝負を収めた動画。
これを見るとアウディRS6が圧倒的な速さで勝利しており、日産GT-Rは「惨敗」と言っても良い結果に。
GT-Rというと「加速勝負最強」のイメージがありますが、そのデビューは2007年なので、なんと「10年も」経過している、ということに。
その間エンジン含むトランスミッションはほぼ変わっていませんが、にしてもこの結果は衝撃的といえます。
両者のスペックは下記の通り。
スペックだけ見るとGT-Rのほうが圧倒的に速いのですが、実際に走ってみると完全に逆転しているのはちょっと驚き。
RS6のほうが出力が大きかったりトランスミッションがおそらくクロスしているということもあるかもしれませんが(ターボの場合はオープンレシオのほうがいい場合も)、公称値の0-100キロ加速がほぼ逆転してしまっているのは疑いようのない事実ですね。
※しかしながら異常に速い個体もあるので、「個体差」がある?
エンジン V6/3.8リッターツインターボ
出力 570馬力
駆動方式 4WD
トランスミッション 6速DCT
重量 1780kg
0-100キロ加速 2.7秒
価格 996万800円~
アウディRS6 アバント
エンジン V8/4リッターツインターボ
出力 605馬力
駆動方式 4WD
トランスミッション 8速AT
重量 2030kg
0-100キロ加速 3.7秒
価格 1829万円~
なおMT車の場合はいかにトラクションをかけるか、いかにシフトチェンジを適切なタイミングかつ素早く行うかがカギとなりますが、近年のローンチコントロールつき、かつDCTやATだと「アクセルを踏むだけ」になっており、加速中のドライバーの様子がなんともユーモラス。
アウディRS6アバントは非常に素晴らしい車のようで、アウディがサポートするFCバルセロナの選手も多くがRS6アバントを選択(車は自由に選べ、1年間使用できる)しており、ほかにもプロスキープレーヤーのヨン・オルソン選手、ほかにもバレンティーノ・ロッシ選手がRS6アバントユーザーとして有名。
アウディRS6アバントは実際に路上を走っていても、「おっ」と思うような迫力がありますね。